近年、日本文化の欧米化に伴い、ベットを利用する人も増えマットレスを敷いて寝ている人も多いですよね。
ストレス社会の中で睡眠の質に関する研究が進み、睡眠には「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「感情整理」など多くの重要な役割があることが解明されています。
そんな中新しいマットレスを購入し、捨てようと思っている方の中には、
「古くなったマットレスの捨て方がわからない…」
「マットレスを一人でどう捨てたらいいんだ?」
「マットレスの捨て方を知りたい!」
などこのような疑問や悩みを抱えている方もいるのでないでしょうか?
なかなか捨てる機会が少ないマットレスだからこそ、捨て方がわからず困惑してしまう方もいるでしょう。
また、マットレスのサイズも家族構成や部屋の大きさによって様々あり、一人で処分するにも難しい物ももありますよね。
そこで今回は、あなたがいま使っているマットレスの捨て方や処分方法6選に関して解説していきます。
また、マットレスの買取を検討している方やマットレスを買い替えるタイミングに関しても一緒に解説していきますので合わせて参考にしていただきたいです。
マットレスと一緒にベッドフレームを捨てることを検討している人は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
マットレスの買取はほぼ不可能!?
引越しや不用品の処分となると予期しない出費は付きものです。なので出費を抑えるために、不用品を買取処分できたら嬉しいですよね?
筆者も「どうせ捨てるならお金に変えたい!」という思いからマットレスを買取査定に出したこともあります。
そこで、筆者が実際にマットレスを買取査定に出した時に実際に体験した驚きのエピソードを紹介しますね。
筆者は引越しの際に上記の画像のようなマットレスの処分をしたいと思い、マットレスの捨て方について調べていました。
そうすると「マットレスを買い取ります!」と広告している業者を見つけ、どうせ捨てるなら買い取ってもらったほうがいいと思い業者に依頼したんですよ。
しかし翌日査定してもらったところ、業者の方から「買取はできません」と言われました。
正直、2年くらい使っていたし個人的には仕方ないと思い、業者に帰ってもらうように伝えたところ業者の方から
不用品で回収しますか?
と言われ、退去日も近く処分に困っていたので、見積もりをその場で依頼し、提示された金額が40,000円。
そんなに高いの?ぼったくられてる?
と感じたので値段交渉して35,000円にしてもらったのですが、了承したあとが一番の驚きでした。
電話で下に待機している上司?への電話に対し、
不用品回収で決まりました。金額は35,000円です。これから作業に入るので道具をお願いします。
と報告しており、察するに元からマットレスを買い取るつもりはなかったんじゃないかと感じました。
筆者が突きつけられた驚きの条件
業者の方に「なぜ買取ができないのか?」と尋ねると以下のようなことを言われました。
- 新品同様か使っていない場合に限る
- 使用感を感じさせないもの
以上の買取条件を言われて、買取業者に依頼しなければよかったと後悔。
上記のような条件に当てはめるためには新品同様が最低条件なんです。普段使いしているもので新品同様は不可能ですよね。
そして、続いて業者に言われたのは
「他人が使ったものは基本的に使いたくない人が多いんですよね〜」
「消毒したとしても他人のマットレスには不潔感ありません?」
言い方も鼻につきましたが、そんなことよりも問い合わせのタイミングで「買取が出来ない場合がありますよ」と一言伝えて欲しかった感じました。
この買取業者の体験をきっかけに筆者が感じたことは、マットレスの買取は不可能と考えて間違いありません。
安く処分する方法を模索したほうが効率的でしょう。
以上のことから買取業者と銘打っていても、不用品回収を目的にしている業者もいるので注意してくださいね。
マットレスの捨て方6選
マットレスを買取で処分するのは難しいことを理解してもらえましたか?
マットレスを捨てる際のぼったくられた経験から、同じような被害に合う人を減らすため、正しくマットレスを捨てる方法をメリット・デメリット踏まえて紹介していきますね。
いかに効率的に安く処分できる方法を紹介していくので、是非参考にしてください。
マットレスを捨てる方法は以下の6つになります。
それでは解説していきますね。
不用品回収業者に依頼する
メリット | デメリット |
---|---|
・即日や緊急時に対応可能 ・取り外しから搬出作業、処分まで全て行ってくれる。 ・マットレス以外の不用品も回収してくれる | ・悪徳業者がいる ・不用品回収業者の数が多く、選ぶのに困る |
不用品回収業者は、マットレスの運び出しから処分まで行ってくれる業者です。
取り外し作業や搬出作業を不用品回収業者が行ってくれるので、時間や手間を省けるメリットがありますよ。
「即日回収」や「まとめて不用品を回収してくれるパックプラン」もあり、お客さんの不用品を一度に回収してもらえるので便利です。
しかし、不用品回収には残念ながら悪徳な業者も存在します。
悪徳業者に依頼してしまうと、ぼったくりの被害や依頼した不用品を不法投棄され罰金を支払うことになってしまうので注意してください。
以上のような被害を防ぐためには、事前に見積りを取ることや会社情報が公開されているのか、必要な許可証を公開しているのかなど調べておきましょう。
以下の記事で、不用品回収のぼったくり被害に合わないための対策について記事を作成しているので、不用品回収業者へ依頼を考えている方は参考にしてみてください。
自治体に粗大ゴミとして回収
メリット | デメリット |
---|---|
・費用が安い ・行政機関なので安心 | ・予約が必須のため回収までに時間がかかる ・指定された収集場所まで運ぶ必要がある。 ・収集日当日に指定された時間に収集場所に出さないといけない。 |
自治体回収では安い値段でマットレスを処分できます。処分費用の多くが税金で賄われているため費用が安いんですよ。
また、自治体によるマットレスの回収は完全予約制になっているので適切な手順で粗大ゴミの申請しなければいけません。
粗大ゴミの申請は以下の手順で行います。
- 自治体のホームページから「粗大ゴミ受付センター」へ電話またはインターネットで申し込む
- 処分費用分の有料ゴミ処理券を「粗大ゴミ処理券取扱所(コンビニ等)」で購入
- 購入した処理券に指示された必要事項の記入、マットレスに貼り付け指定された収集日に指定された場所に出す
しかし、自治体の回収は手間がかかってしまうことがデメリットでしょう。
家から指定された場所にマットレスを運んだり、予約状況によっては回収に1週間近く時間がかかってしまうので不用品を保管して置かなければなりません。
手間や時間がかかってしまっても、できるだけ費用を抑えたい方におすすめですね。
自治体の処理施設へ持ち込む
メリット | デメリット |
---|---|
・費用が安い ・行政機関なので安心 | ・予約が必須のため回収までに時間がかかる ・指定された処理施設まで運ぶ必要がある。 |
自治体の処理施設へ直接持ち込みマットレスを処分する方法は、自治体の回収業者を利用するわけではないので回収費用はかかりません。
そのためマットレスの処分費用を大幅に削減できますよ。
しかし、デメリットとしては自分で処理施設へ運ばなければならないので、時間や手間がかかってしまいます。
マットレスの大きさにもよるのですが自家用車に積めない場合はレンタカーなどを使い車も用意しなければなりません。
時間に余裕があり、力仕事にも慣れている方にはおすすめです。
新しくマットレスを購入した店舗で引き取ってもらう
メリット | デメリット |
---|---|
・安心感 ・搬出作業の必要がない | ・予約が必須のため回収までに時間がかかる ・新しく購入したマットレスと交換になる |
大手の家具メーカーでは、同数で同サイズのものであれば回収してくれる可能性があります。
新しいマットレスの搬入作業と同時に回収してくれるので、予約状況次第では回収・処分までに時間がかかってしうでしょう。
また、回収を無料で行ってくれるメーカーもあれば、回収料金が必要な場合もあるので以下の表で確認してくださいね。
メーカー別のマットレスの回収条件と費用は以下の表の通りです。
メーカー | 費用 | 回収条件 |
---|---|---|
ニトリ | 3,000円+税 | ・購入の商品と使っている商品が同等の大きさ、または同等の個数のみ回収可能 |
IKEA | 無料(一部地域のみのサービス) | ・無料回収 対応エリア一部のみ回収可能 |
フランスベット | 10,000円~20,000円 | ・新規にベッドなど同等品を購入いただいた場合に限り、有料にて回収 ・購入品と大まかなサイズが同じもの |
無印良品 | マットレス単体は不可 ベッド購入時のみ引取り可 | ・マットレス購入でのマットレスの引き取りは不可。ベッドなどの購入で配送サービスを利用したときのみ無償で回収可能 |
今回は4社の紹介に留めましたが、他のメーカーで購入を検討している方は購入店舗の回収費用や条件をスタッフやHPなどで確認しましょう。
リサイクルショップに持ち込む
メリット | デメリット |
---|---|
・現金に変えられる。 | ・店舗まで運ぶ ・商品の状態によっては断られてしまう |
リサイクルショップに持ち込み買取査定してもらう方法は、本来処分するはずだったマットレスを現金に変えられるので、買取してもらえれば思いがけない報酬になりますよね。
しかし、前述した通りマットレスの買取は難しいと思っておきましょう。
先述したとおり、マットレスの買取は汚れや傷などの使用感や生活感がでてしまうと買取ができません。
新品の状態か使用頻度が少ないマットレスなのであれば、リサイクルショップに買取を依頼してみましょう。
フリマアプリに出品
メリット | デメリット |
---|---|
・現金に変えられる | ・梱包や配送の手間がかかる ・買い手が見つからない可能性がある ・大きいサイズのものは解体が必要になる |
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリを使いマットレスを売却し、捨てる方法もあります。
しかし、他のマットレスを捨てる方法と比べると、手間や時間が一番かかってしまう処分方法とも言えます。
フリマアプリを利用した人がよく言うことですが、
「買い手が見つからず不用品が処分できない…。」
「買い手が見つかったとしても梱包や配送手続きが面倒…。」
「マットレスの大きさによっては圧縮処理、解体しなければならない…。」
など手間と時間がかかってしまうみたいですね。
フリマアプリを使いマットレスを売却して捨てたい方は時間の余裕と、マットレスを保管して置ける場所を用意しておきましょう。
マットレスの種類と買い替えタイミング
「捨て方は理解できたけど、マットレスを買い替えるタイミングってどんな時?」
「そもそもマットレスってどのくらい使えるのだろう?」
以上のような疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこで、マットレスをタイプ別に分けて、マットレスの寿命や劣化のサインを解説していきますね。
寿命や劣化のサインを知ることで、適切なタイミングでマットレスの処分を検討できるようになります。
また劣化したマットレスを使い続けると、肩こりや腰痛などを引き起こし睡眠の質が下がってしまうので劣化のサインは見逃さないようにしましょう。
以下の表ではマットレスを2種類のタイプに分けて表を作成しました。お使いのマットレスがどちらにあてはまるか確認してください。
寿命 | 劣化サイン | |
---|---|---|
スプリングタイプのマットレス | 10年 | ・中央部分が凹む ・きしみ音がする ・寝心地が悪くなる |
ウレタン・樹脂素材(低反発マットレス、高反発マットレス)のマットレス | 低反発3~5年 高反発4~6年 | ・中央部分が凹む ・寝心地が悪くなる |
それでは、上記の表にある2種類のマットレスの寿命と劣化のサインについてそれぞれ解説していきますね。
スプリングタイプのマットレス
スプリングタイプのマットレスの寿命は10年が買い替え時となっています。
10年以内であっても、マットレスタイプの中央部分が凹み始めたり、マットレスの上で動くときしむ音がするなどがあれば買い替えを検討し始めましょう。
まだ使えそうだからと使い続けていると、マットレスからバネ部分が飛び出てきてしまったりするので注意が必要になります。
ウレタン・樹脂素材(低反発マットレス、高反発マットレス)のマットレス
ウレタン・樹脂素材(低反発マットレス、高反発マットレス)のマットレスの寿命は低反発のもで3~5年、高反発なもので4~6年が寿命になります。
スプリングタイプのマットレスと比べると買い替えのタイミングが早くなっていますね。低反発・高反発のマットレスを長持ちさせるためには日頃の手入れが重要になります。
マットレスの下に湿気がたまらないように定期的に乾燥させることで、カビや劣化を防ぎ長く使い続けられますよ。
マットレスを即日で回収してもらいたい人におすすめの不用品回収業者
ここまで読まれてきた方の中には、
「不用品回収業者の数が多くてどこを選んでいいのかわからない…。」
「みんながおすすめの不用品回収業者はどこだろう?」
と悩んでいる方もいるでしょう。
不用品回収業者は数が多すぎて、結局どこの業者に依頼すればいいかわからず困惑してしまいますよね。
そこで、エコラッシュ独自の基準から、エアコンの不用品回収を安心して依頼できる業者を2社紹介していきます。
不用品回収業者にマットレスを回収してもらうことを検討している方は、是非参考にしてくださいね。
即日回収なら『きれスタ』
事業者名 | きれスタ |
運営会社 | YTK株式会社 |
会社所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
特徴 | とにかく料金が安く、対応も丁寧 |
Webサイト | https://kiresuta.info/01/ |
きれスタは6つの積み放題パックプランを用意しています。
軽トラパックから4tトラックパックまで用意していて、不用品の量や大きさに合わせてトラックを用意してくれますよ。
事前の問い合わせ時に回収品目を伝えていただき、きれスタのスタッフと相談しながら処分費用などの見積もりを出してもらいましょう。
また、きれスタでは早朝や深夜の不用品回収にも対応しているので、お客様の要望に柔軟に対応してくれ、予約状況次第では問い合わせをしてもらったその日に回収してくれるんですよ。
「処分費用を抑えたい!」「とにかく早く不用品を処分したい!」そんな方におすすめの不用品回収業者です。
口コミ・評判
きれスタさんを利用した感想としては、明瞭会計とはいきませんでしたが、トラブル等は一切なく問題ない業者さんという感想でした。電話対応も回収担当の方の対応も丁寧で好感が持てましたしね。
引用元: 大掃除をしたので粗大ごみ回収業者 きれスタに依頼してみたどこよりも早くスピード回収します!No Trash
事業名 | No Trash |
運営会社 | YTK株式会社 |
所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
Webサイト | https://no-trash.info/02/ |
No Trashは関東近郊で営業している不用品回収業者。
お客さんが安心して利用していただけるように企業努力をし続けていて、顧客満足度が98.7%と高く評価してもらっている業者なんですよ。
またNo TrashではHPから現在の待ち時間の状況が確認でき、予約状況次第では最短20分でお客様のもとに駆け付け作業にあたります。
とにかく時間が惜しい方、不用品を即日で対応してもらいたい方はNo Trashがおすすめですよ。
口コミ・評判
初めての利用で不安でしたが、電話対応はもちろん作業中も対応が素晴らしかったです。
お値段も他社の見積もりの半分程度でした。
作業量と値段の割りに合っていないだろうとなと思い申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、お金が必要な時期で助かりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
まとめ
今回は、マットレスを捨てる方法と、マットレスの買い替えのタイミングについて解説してきました。
マットレスの処分方法に関しては理解していただけましたか?
マットレスを捨てる方法は以下の6つの通りです。
- 不用品回収に依頼する
- 自治体に粗大ゴミとして回収
- 自治体の処理施設へ持ち込む
- 購入するタイミングで引き取ってもらう
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリに出品
筆者の経験上、マットレスをリサイクルショップなどで買取ってもらうのは相当難しく、買取を依頼する場合には使用頻度が少なく、新品同様のものを買取依頼しましょう。
マットレスを処分したい方は処分費用を抑える方法や効率よく処分できる方法を検討してくださいね。。
時間をかけずに、すぐにマットレスを回収・処分してもらいたい場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。
マットレスの捨て方には6つの方法があるのであなたの目的にあった処分方法を選んでいきましょう。