「古くなった自転車を捨てたい」
「乗らなくなった自転車はどうやって捨てればいいの?」
「自転車のタイヤってどうやって捨てるの?」
通勤や買い物などのちょっとした移動に便利な自転車ですが、古くなってサビだらけになったり環境の変化で使わなくなることもありますよね。
いざ自転車を捨てようと思っても、どうやって捨てればいいのか分からず迷ってしまう人も多いはず。
要らなくなった自転車を空き地や駅前に放置してしまうと不法投棄とみなされてしまうので、自転車は正しく捨てなければいけません。
そこで今回は知らなきゃ損する自転車の捨て方7選を紹介!捨てる前にやるべき防犯登録手続きについても詳しく解説していきます。
また自転車のタイヤ・ホイールだけの捨て方や捨てる際の注意点もあわせて解説していきますよ。
それではどうぞ。
【自転車を捨てる前に】防犯登録の抹消手続きを行う
もしあなたが自転車購入時に防犯登録に加入していたら、自転車を捨てる前に防犯登録の抹消手続きを必ず行ってください。
防犯登録とは、自転車の持ち主を証明するためのもので、盗難などに合った際でも自転車が返ってきやすくなります。
自転車を使っている間は有り難い防犯登録ですが、そのままにしておくと思わぬトラブルに巻き込まれかねないのです。
例えば、次の持ち主が盗難したと疑われてしまったり、捨てた自転車が犯罪に利用された際にあなたが疑われてしまうなんてことも。
そのため友人・知人に譲る場合や粗大ゴミとして捨てる場合も必ず防犯登録は抹消するべきです。粗大ゴミとして捨てても使えそうな場合は再び売られる可能性がありますからね。
防犯登録の抹消手続きに必要なもの
防犯登録の抹消手続きに必要なものは以下の3つ。
- 防犯登録した自転車
- 身分証明書
- 防犯登録カード
自転車と身分証は問題ないと思いますが、防犯登録カードを無くしてしまったという人は多いはず。
防犯登録カードは防犯登録の際にもらえるカードですが、紛失してしまった場合は、自転車商防犯協会に問い合わせて「自転車防犯登録番号抹消・廃車願い」を受け取りましょう。
もしくは自転車を購入時の領収書や自転車本体の保証書で防犯登録カードの代用も可能です。
防犯登録の抹消手続きの手順
防犯登録の抹消手続きは自転車防犯登録所(自転車販売店)もしくは警察署防犯係で手続を行えます。
画像で流れを解説
防犯登録カードや身分証明書をデータベースと照合し、合致すればその場で抹消してもらえますよ。
自転車の捨て方・処分方法の種類
自転車の捨て方・処分方法の種類は
- 無料で自転車を捨てる
- 安く自転車を捨てる
- 簡単に自転車を捨てる
の3つに分けられます。
多少の手間がかかっても無料で捨てたい人や費用が高くても楽に捨てたい人など、捨てたい人の条件はさまざまです。
自転車の捨て方を条件別で7つ紹介していきますので、あなたに最適な捨て方を見つけてください。
【無料】自転車の捨て方・処分方法3選
自転車を無料で捨てる方法は
の3つです。
捨てるというより、他人に無料で譲ったり買い取ってもらう方法ですね。
リサイクルショップや買取専門店に売る
ロードバイクや人気メーカーの自転車であれば、リサイクルショップや買取専門店で高く買い取ってくれるかもしれません。
不要な自転車を処分でき、査定金額を受け取れるので正に一石二鳥な方法ですね。
買取希望の場合は基本的に持ち込みで査定してもらうことが多いですが、中には出張買取に対応している店舗やオンライン見積りで事前に査定してくれる店舗もありますよ。
買取の査定で重要視されるのがパンクの有無や汚れなどです。少しでも高く売りたいのなら、事前にパンクの修理をしておいたり、目立つ汚れやサビなどを綺麗にしておくと良いでしょう。
ネットオークションやフリマアプリで売る
まだ自転車が乗れる状態ならネットオークションやフリマアプリで売って処分する方法もあります。
中古でもとりあえず安く購入したいという人は多いですからね。自転車が機能的に問題なければ十分売れる可能性はありますよ。
出品する前に、汚れなどは落としてできるだけ綺麗な状態の写真を掲載すると買い手が見つかりやすくなるでしょう。
ネットオークションやフリマアプリで売る際の注意点として、正しい情報を記載するようにしてください。
本当はパンクしていたり、いざ乗ってみたら軋んで音が鳴るなど、売却完了後に問題が発覚するとトラブルになりかねませんからね。
知人・友人に譲渡する
あなたの友人や知人で自転車を欲しがっている人がいるのなら、譲ってあげるのも1つの手です。
本来、自転車は処分する際に面倒な手続きがあったり、費用がかかってしまうものです。
しかし、知り合いで引き取ってくれる人がいるのなら無料で譲ってしまえば費用は一切かかりません。
ただし、知り合いの人に譲る場合でも防犯登録の抹消だけは忘れずに行いましょう。
【安い】自転車の捨て方・処分方法3選
費用を抑えて自転車を安く捨てる方法は
の3つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
粗大ゴミとして捨てる
安く自転車を捨てる1つ目の方法は粗大ゴミして捨てること。
自転車は基本的に粗大ゴミとして捨てることがほとんどです。不燃ゴミなどの一般ゴミとしては捨てられないので注意してくださいね。
自治体によって異なりますが、処分費用はだいたい800円~1000円くらいです。
自転車を粗大ゴミとして捨てる大まかな流れは以下の通りです。
粗大ゴミとして捨てる場合には事前に自治体のホームページか電話で申込む必要があり、粗大ごみ処理券の購入なども済ませておかなければいけません。
デメリットは回収スピードがかなり遅いことです。回収までに1~2週間かかるため時間に余裕を持って手続きを進めておくと良いでしょう。
ゴミ処理場に自転車を持ち込む
自転車を自治体に回収してもらうのではなく、自分でゴミ処理場まで持ち込む方法もあります。
粗大ゴミとなるものはゴミ処理場まで持っていくと、重さに対しての費用を払えば処理してくれるのです。
ゴミ処理場に持ち込むと粗大ゴミとして捨てるよりも安く処分でき、タイミングも自分で決められるメリットがあります。
一方、地域によってはゴミの持ち込みを許可していなかったり、家からの距離が遠かったりして持ち込むのが困難な場合も。
事前にお住まい地域でゴミを持ち込める処理場があるか調べておくことをおすすめします。
新しい自転車を購入した店舗に引き取ってもらう
もし古くなった自転車を捨てて、新しい自転車を購入しようと検討している人は、自転車を購入する店舗で引き取ってもらうこともできます。
春先などの自転車を買い換える人が多い時期なら1台に限り無料で回収してもらえることもあるのです。
無料回収のキャンペーンがやっていなくても、1000円前後で回収してくれる店舗が多いですよ。
購入と同時に回収もしてもらえるので手間が省けて楽に捨てられる方法ですね。
【簡単】手間をかけない自転車の捨て方・処分方法
不用品回収業者に依頼する
「できるだけ早く捨てたい」
「手間をかけず楽に捨てたい」
という人には不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者は自宅まで回収に来てくれ、早ければ申し込んだ当日に来てくれますよ。
電話やメール1本で駆けつけてくれるため、とにかく楽をしたい人や引越しの退去が迫っていて時間に余裕が無い人にはピッタリです。
回収にかかる費用は1000円~3000円ほどが相場となっています。
また、優良な不用品回収業者の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
自転車のタイヤだけを捨てる方法
自転車は捨てないけど、パンクしたタイヤだけ捨てたいという人もいるはず。
自転車のタイヤだけを捨てる方法は
の3つです。
可燃ゴミ・不燃ゴミの一般ゴミとして捨てる
タイヤは可燃ゴミまたは不燃ゴミとして捨てられます。何ゴミになるかは自治体によってルールが変わるため、お住まい地域のゴミ分別に従って捨てましょう。
タイヤを捨てる際には、刃物で切ってからホイールと中のワイヤー部分を取り除いてから捨てなければいけません。
ワイヤー部分に使用されているワイヤー部分は金属となるため、そのまま捨てることはできないのです。
可燃ゴミ・不燃ゴミとして捨てれば処分費用はかからず無料で捨てられますよ。
粗大ゴミとして捨てる
自転車のタイヤをわざわざ解体して金属部分を取り除くのが面倒な場合には粗大ゴミとして捨てることも可能です。
自転車と同様に電話やインターネットから回収の申込を行い、粗大ごみ処理券を貼って指定の場所に持っていけば自治体が回収してくれます。
なお、自転車のタイヤを粗大ゴミとして捨てる場合にはホイールとワイヤー部分などはそのままで捨てられますよ。
自転車タイヤの処分にはだいたい400~500円ほどの費用がかかります。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は自転車のタイヤだけでも依頼可能です。
1点から複数の不用品まで量を選ばす依頼できる強みがありますが、定額パックなどのお得なプランを実施している業者が多いため、一定量のゴミをまとめて依頼したほうがお得になりやすいですね。
もちろん不用品回収業者の場合もわざわざタイヤを解体する必要はないので、楽に捨てられますよ。
また自転車のタイヤの捨て方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
自転車のホイールだけを捨てる
自転車のホイールも自治体によって捨て方が異なります。多くの場合は不燃ゴミとなりますが、大きさによっては粗大ゴミとして分類されることもありますよ。
不安な人は捨てる前に自治体に問い合わせて処分方法を聞いておくと良いでしょう。
ちなみに、自治体が運営するWEBサイトを見ると、粗大ゴミ品目の中に「ホイール」としか書かれていなことが多いのですが、車のタイヤホイールを指している場合もあります。
分からなければ自治体に問い合わせ、しっかり分別して正しく処分しましょう。
また、自転車のホイールの捨て方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。
自転車を捨てる際の注意点
自転車を捨てる際の注意点は以下の3つです。
- 防犯登録の抹消手続きを必ず行う
- 不法投棄しない
- 悪質な業者に注意する
あなたの身を守る意味でも、それぞれしっかりと覚えておいてください。
防犯登録の抹消手続きを必ず行う
冒頭でも説明した通り、自転車を捨てる際には必ず防犯登録の抹消手続きを行ってください。
「どうせ捨てるんだから…」と面倒を避けた結果、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性がありますよ。
あなたは捨てたと思っていても、まだ乗れそうな場合は中古品として販売されたり、ゴミ置き場から盗難されることもあるのです。
防犯登録をそのままにしていて、もしあなたの捨てた自転車が犯罪に利用されたら真っ先に疑われるのはあなたになってしまいます。
万が一のことを考えて、防犯登録の抹消手続きをすることをお忘れなく。
不法投棄しない
要らなくなった自転車の不法投棄は絶対にやめましょう。
路地裏などに不法投棄され、ずっと放置されている自転車をあなたも見たことあるのではないでしょうか。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反となり、5年以下の懲役若しくは 1,000万円以下の罰金又はその両方に処せられ、法人には3億円以下の罰金が科せられます。
捨て方が分からないからと言って、適当に不法投棄すると上記の罰則に課せられてしまうので、自転車は正しく捨ててください。
悪質な業者に注意する
不用品回収業者の中には悪質な業者も存在します。
相場より高い費用を請求してきたり、無免許で回収作業している業者もいるため、以下の特徴の不要回収業者は利用しないよう注意してください。
- 無料回収をうたっている
- 料金が明確になっていない
- 会社情報が不透明
あなたも町を軽トラックが巡回しながら「無料で不用品を回収します!」とアピールしているのを見かけたことがあるのではないでしょうか?
また、ホームページを見てもハッキリと料金が記載されていなかったり、会社情報が不透明な場合も悪質な業者の可能性が高いと言えます。
あなたが後悔しないためにも、これらの特徴に当てはまる業者には依頼しないでください。
不用品回収の違法業者に関してより詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
自転車処分におすすめな不用品回収業者
自転車をすぐにでも捨てたい人や手間をかけず楽に処分したい人には不用品回収業者がおすすめ。
最後に、Eco Rushがおすすめする自転車処分におすすめな不用品回収業者を紹介します。
それぞれの特徴や会社概要、おすすめポイントを詳しく解説していきますよ。
最短20分で駆けつけ可能!『Growing up』
事業名 | Growing up |
運営会社 | YTK株式会社 |
所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
Webサイト | https://growingup-clean.net/ |
特徴
Growing upは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県エリア対応の不用品回収業者です。エリアやタイミングによっては、最短20分で駆けつけます。ご都合に合わせて翌日以降の最短日程で不用品の処分ができます。ですので、1日でも早く不用品を処分したい人にはピッタリです。
また、不用品の処分だけでなく買取もできます。したがって、お金になりそうなものがあれば、同時に買取依頼もしてみるといいでしょう。
電話でのお見積り、現地での出張見積もり、どちらも無料で対応していますので、一度見積もり依頼をしてみるといいでしょう。
お客様第一のサポート対応『きれスタ』
事業者名 | きれスタ |
運営会社 | YTK株式会社 |
会社所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
特徴 | とにかく料金が安く、対応も丁寧 |
Webサイト | https://kiresuta.info/01/ |
きれスタは関東エリアで不用品回収からハウスクリーニング、引越しなどを提供している不用品回収業者です。
特徴はお客様を第一に考えたサポート対応で、メールやLINE、電話で見積り・相談が可能です。
即日回収に対応していて最短20分で駆けつけてくれるスピーディーな対応も魅力の1つ。
さらに早朝・深夜帯の回収も事前に相談しておけば可能なんです。日中に忙しい人でも利用しやすくなっていますよ。
また、料金は関東エリア最安水準でお得な軽トラック積み放題パックは9500円から利用可能。
不用品回収業者のパック料金相場が15000円前後なので、ゴミが複数ある場合にはかなり安く依頼できるでしょう。もちろん単品からの回収も可能ですよ。
自転車以外にも家具などの不用品を捨てたい人は、きれスタのお得な定額パックが非常におすすめです。
まとめ
今回は知らなきゃ損する自転車の捨て方7選と捨てる前にやるべき防犯登録手続きについて解説しました。
おさらいすると、自転車の捨て方は
- リサイクルショップや買取専門店に売る(無料)
- ネットオークションやフリマアプリで売る(無料)
- 知人・友人に譲渡する(無料)
- 粗大ゴミとして捨てる(有料)
- ゴミ処理場に自転車を持ち込む(有料)
- 新しい自転車を購入した店舗に引き取ってもらう(有料)
- 不用品回収業者に依頼する(有料)
の7つです。
自転車がまだ乗れる状態なのであれば売却したり、友人や知人に譲って処分できます。
有料で捨てる場合は、処分にかかる手間によって捨て方を選ぶと良いでしょう。
手続きや搬出作業などが面倒でなければ自治体に依頼し、手間をかけず楽に捨てたいのあれば不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
そして、自転車を捨てる前には必ず防犯登録の抹消手続きを忘れずに行ってくださいね。
この記事を読んであなたに最適な自転車の捨て方が見つかったら嬉しいです。