バイクの遺品整理はどうする?処分方法4選とおすすめ業者も紹介

「バイクの処分方法が知りたい!」
「捨てたいけどどこに捨てたらいいのかわからない…」
「遺品整理で出てきたバイクは処分するのに手続きが必要なの?」

と困っている方が多いでしょう。

遺品整理を自力でやろうと始めたはいいが、故人の乗っていたバイクの処分に頭を悩ませている人は多いはず。ただ整理するだけであれば1人でもできますが、バイクを処分するために手続きなどを行うことを考えると大変ですよね。

そこで今回は、遺品整理の際に処分に困るバイクの処分方法4選を徹底解説!バイクを捨てる際に行う廃車手続きから紹介していきます。この記事を読むことで、処分に困るバイクの適切な処分方法がわかりますよ。

目次

遺品整理で出てきたバイクは処分前に廃車手続きしよう

故人のバイクを捨てようと思ってもすぐに捨てることはできません。故人のバイクを手放すためには、必ず廃車手続きを行い、適切な処理をしなければなりません。まずは、各排気量ごとに廃車手続きの方法と必要な書類を解説していきます。

排気量での分類は以下の通りです。

  • 原付(〜125cc)の廃車手続き
  • 軽二輪(126〜250cc)の廃車手続き
  • 小型二輪(251cc〜)以上の廃車手続き

それぞれ解説していきます。

原付(〜125cc)の廃車手続き

原付を含む排気量125cc以下のバイクは、それ以上の排気量のバイクと管理している管轄が異なるため、注意が必要です。廃車手続きは、ナンバープレートを管轄している市区町村の役所で行います。手続きを行うにあたって必要な書類等は以下の通りです。

  • 廃車申告書
  • 標識交付説明書
  • バイクのナンバープレート
  • 印鑑(認印も可)

上記の書類が廃車手続きを行うために必要な書類となります。廃車処分に必要な書類が準備できたら、故人の住んでいた市区町村の役所に向かいましょう。故人が住んでいた自治体のみの対応となるので、注意してくださいね。

役所での案内に従って廃車手続きができれば、手続きは終了です。また、原付などの廃車手続き後には自賠責等の保険の解約も忘れないように注意ましょう。

軽二輪(126〜250cc)の廃車手続き

軽二輪の場合、原付とは異なり必ず廃車手続きをする必要はありません。しかし直接名義変更を行うよりも、廃車手続きをすませてから手続きした方が簡単に相続できます。

そのため、軽二輪は廃車手続きを行ってから名義変更する方法を紹介します。手続きを行うにあたって必要な書類等は以下の通りです。

  • 軽自動車届出済証返納証明書交付請求書
  • 軽自動車届出済証返納届出書
  • 車検証
  • ナンバープレート
  • 印鑑

上記の書類が廃車手続きを行うために必要な書類となります。原付を廃車手続きする時との大きな違いは、申請場所が陸運局であるということです。

お住まいの近くの陸運局にいき、書類を記入すれば完了となります。事前に書類に記入を済ませてから行った方が当日はスムーズに手続きができますよ。原付同様、廃車手続き後に全ての保険を解約してください。

小型二輪(251cc〜)の廃車手続き

小型二輪も軽二輪同様の手続きとなっています。大きな違いは書類の種類なので、手続きを行うための書類に注目してくださいね。手続きを行うにあたって必要な書類等は以下の通りです。

  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 軽自動車税申告書
  • 車検証
  • ナンバープレート
  • 印鑑
  • 委任状(代理人に依頼する場合)

上記の書類が廃車手続きを行うために必要な書類となります。手続きの場所や方法は、軽二輪と変わらないので、軽二輪を参考に陸運局で手続きを行ってくださいね。

遺品整理で出てきたバイクの処分方法4選

「廃車後のバイクはどうやって処分したらいいの?」

と困っている人もいるでしょう。

ここからは、遺品整理で出てきたバイクの捨て方・処分方法を解説します。処分方法のメリットデメリットまで解説していくので、自分に合った処分方法を見つけてくださいね。処分方法は以下の4つです。

  • 指定取引所で処分依頼をする
  • 廃二輪取扱店に依頼する
  • バイクを売却する
  • 業者に代行して処分してもらう

それぞれ見ていきましょう。

指定取引所で処分依頼をする

自動車リサイクル促進センター では、二輪車リサイクルシステムを行っています。そのため、廃棄したいバイクは指定引取場所へ持ち込むことで処分してもらうことができます。

メリット

全国に約170か所の指定引取場所があるので、運搬できる環境があればリサイクル料金は無料でできます。有料での処分ではないので、誰でも気軽に処分できるんですね。

デメリット

注意して欲しいのは、バイクでも対処車両となっていないものがあれば、処分してもらえず持ち帰らなくてはならない場合があるということです。事前にチェックしてから向かうといいでしょう。

費用

基本的に無料で回収してくれるので、費用はかかりません。

廃二輪取扱店に依頼する

廃車手続きを行ったバイクは、廃二輪車取扱店に相談をすると、収集や運搬を行ってくれます。

全国軽自動車協会連合会 のサイト内で、廃二輪車取扱店が掲載されているので、最寄りに取扱店があるかを確認しましょう。

メリット

バイクの運搬から行ってくれるので、自宅で簡単に手続きが完了します。費用は別途請求されるので、使いすぎに注意が必要です。

デメリット

デメリットとしては費用がかかってしまうということです。廃二輪車取扱店でバイクの運搬を依頼すると、廃車手続きや廃車処理に関しての実費の支払いが必要となってしまうのですね。またバイクの中には対象車両になっていないものもあるので、処分する際は注意が必要です。

費用

数千円~1万円程度の費用がかかりますが、適正なリサイクルを行っているので安心して依頼できます。

バイクを売却する

バイク自体に価値があれば、中古バイクとして売却することができます。

バイク買取専門業者なら専門的なノウハウがあるので、何でも気軽に相談のしやすさもあるでしょう。

メリット

廃車手続きは基本的に平日に手続きをすすめなければなりません。

しかし、バイク買取専門業者なら、手続きまで代行してくれるので忙しい方に便利なサービスです。

デメリット

相場よりも安価な金額で売却させられる悪徳業者が存在します。

悪徳業者に騙されないためにも1社に絞って依頼するのではなく、複数社見積もりをとって、あなたにあった会社に依頼しましょう。

費用

売却なので、費用はかかりません。売却費用で遺品整理にかかってくるお金の足しにするといいでしょう。

業者に代行して処分してもらう

遺品整理業者に依頼することで、あなたの都合に合わせて引き取ってくれます。すでに破損していて乗れないバイクでも引き取ってもらえるので、気軽に依頼してみましょう。

メリット

バイクだけでなく、その他遺品もまとめて整理してもらえるので、遺品整理に関する悩みを解決できます。また、買取サービスを行っている業者もいるので、回収ついでに遺品を買い取ってもらうこともできるんですね。

デメリット

他の方法に比べ費用が高く、少ない量の遺品だと割高になってしまいます。また悪徳業者による高額請求や遺品の盗難などの被害が出ているので業者選びは慎重に行ってください。

費用

スクロールできます
パック名軽トラパック大型軽トラパック1tパック1.5tパック2tパック4tパック
料金9,500円~24,800円~34,800円~39,800円~59,800円~問い合わせ必須。
予算が決まっている場合は予算内に合うものを提示します。
目安大型の家具や家電を数点という方や、ワンルームのお部屋相当ワンルームのお部屋よりは多いが、1t迄は超えない量粗大ゴミや家電が大量にある方や、2Kや2DK程度のお部屋2人分相当の不用品回収や、使わなくなった家具家電をまとめて処分したい方数部屋にわたる量の不用品や、事務所・オフィス・店舗移転など
家まるごとの遺品整理や、ゴミ屋敷の掃除

上記のように1万円から依頼することができるので、遺品が数多くあり、整理できない場合に依頼するといいでしょう。

バイクの遺品整理方法一覧表

「結局、どの方法を選んだらいいんだろう…」

と悩んでいる方もいるでしょう。

遺品整理のバイクを処分する方法について4つ紹介しましたが、迷ってしまう人もいますよね。そこで4つの処分方法を、見比べられるように表にしてみました。

スクロールできます
方法メリットデメリット費用
指定取引所で処分依頼をする手続きが簡単処分できない時があるなし
廃二輪取扱店に依頼する手続きが簡単費用がかかってしまう数千円~1万円
バイクを売却する金銭的に利益が出る買い手が見つかるまで時間がかかるなし
業者に代行して処分してもらうバイク以外もまとめて整理できるバイクだけの処分は割高1万円〜

上記のようにメリットがあればデメリットもあるため、あなたの状況に合わせて選んでみてください。バイクだけでなく屋内の家具や家電などの処分も一緒に行いたい人は業者に依頼すると、別々で回収してもらうよりお得に依頼できますよ。

バイクを遺品整理業者に依頼する時の選び方

遺品整理業者の中には悪徳業者がいます。遺品を乱雑に扱ったり、高額請求をしたりと依頼するだけでトラブルに巻き込まれてしまうので、慎重に選んでいきましょう。

以下の3つポイントを注意するだけでも悪徳業者か見極められるので参考にしてくださいね。

  • 遺品整理士の資格を持っている
  • 会社の情報が明確である
  • 口コミ・評判は極端に悪くない

上記のポイントを満たしていれば、悪徳業者である可能性は低いので、最低限調べてから依頼するようにしましょう。依頼を検討している遺品整理業者のHPなどを見て、納得した上で依頼するのがおすすめです。

おすすめの優良遺品整理業者3選

「遺品整理業者ってどこが良いの?」
「おすすめの遺品整理業者が知りたい!」

といった方のために最後におすすめの遺品整理業者を紹介します。

以下の3社がおすすめの業者です。

  • 対応の速さで選ぶなら『Growingup』
  • 丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』
  • 顧客満足度で選ぶなら『Notrash』

1社ずつ解説していきますね。

対応の速さで選ぶなら『Growingup』

出典元:Growing up
スクロールできます
事業名Growing up
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://growingup-clean.net/

Growing upは、忙しくてなかなか時間の取れない方におすすめできる業者です。日中の対応が多い遺品整理業者の中で、Growing upは、早朝や深夜帯でも対応してくれるんですね。

仕事を休んで遺品整理しなくてはならないので、タイミングが合わず困っている方もいるでしょう。しかしGrowing upでは仕事が終わった後など都合のいい時間で気軽に依頼できるんですね。

マンションやアパートなどの賃貸で生活されていた方の遺品整理を行っていて、時間に余裕のない方でも気軽に利用できます。遺品整理の依頼を検討されている方は下記の公式サイトでサービスの詳細を確認してくださいね。

丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』

出典元:きれスタ
スクロールできます
事業者名きれスタ
運営会社YTK株式会社
会社所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
特徴とにかく料金が安く、対応も丁寧
Webサイトhttps://kiresuta.info/01/

きれスタは、業者に依頼することが不安な方でも安心して利用できるおすすめの業者です。人件費削減などの理由から、派遣社員やアルバイトが作業員として働いている業者もある中で、きれスタでは全スタッフが自社の正社員となっています。

どのスタッフも教育を受けてから現場に出ているため丁寧で親切な対応を受けることができるんですね。遺品整理士の資格も所持しているので、故人の遺品を丁寧に扱うことはもちろん、適切な対応を受けることができます。

きれスタNPO活動写真

また、上記の画像のように回収した物の中から再利用可能なものを海外のNPO団体に寄付する活動も行っています。使わなくなったバイクが困っている誰かのためになるのは嬉しいですよね。

きれスタのサービス内容や詳しい料金などは下記の公式サイトから確認してみてくださいね。

顧客満足度で選ぶなら『Notrash』

No trash
出典元:Notrash
スクロールできます
事業名No Trash
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://no-trash.info/02/

Notrashは、少しでもトラブルの心配がある方におすすめできる業者です。処分するつもりのバイクでも、故人を尊重して大切に扱って欲しいですよね。

遺品整理業者の中には、資格を持たずに不用品回収だけ行っている業者がおり、誤って大切な遺品を処分してしまったり、破損させたりといったトラブルが起こりやすいんですね。

しかしNotrashは、悪徳業者もいる業界の中で98.7%という驚異的な顧客満足度を誇っている業者なんです。お客様第一の姿勢を忘れないNotrashは故人にとっても、あなたにとっても理想的なサービスを提供してくれるんですね。

見積もりから作業完了までの流れを知りたい方は下記のサイトをご覧ください。

まとめ

今回は故人のバイクの遺品整理方法について解説してきました。

各方法のメリット・デメリットを踏まえた上で、自分に合った方法を見つけてくださいね。バイク単体ではなく、遺品整理を行っている方には遺品整理業者がおすすめです。

今回紹介した以下の3社から自分に合った会社を探してみるといいでしょう。

  • 対応の速さで選ぶなら『Growingup』
  • 丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』
  • 顧客満足度で選ぶなら『Notrash』

1社に絞るのではなく比較検討するとより良い業者に依頼することができますよ。

この記事を読んでいるあなたの助力になれたら幸いです。

清野文哉
メディア編集部
不用品回収作業員歴5年

【取得免許】
・産業廃棄物収集運搬業
・古物商許可
・遺品整理士

新卒で清掃会社として4年働き、その後独立。EcoRushで「分別方法」「不用品回収の知識」など網羅的で専門的な内容についての記事を執筆しています。興味のある方は、ぜひ見てください!
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次