「冷蔵庫はどこで捨てればいいのかな?」
「冷蔵庫の捨て方がわからない!」
「重くて冷蔵庫の処分ができない…」
と困っている方が多いでしょう。
遺品整理をする際に、冷蔵庫などの大きな家電は運ぶことができず、処分が大変ですよね。運び歩出すだけでも一苦労なのに、リサイクル法によって制限のある冷蔵庫となるとどのような処分方法が正しいのかわからなくなってしまうはず。
そこで今回は、遺品整理の際に出てきた冷蔵庫の処分方法3選を徹底解説!ただ捨てるのではなく買取サービスや寄付などの方法も紹介するので参考にしてくださいね。この記事を読むことで、あなたにあった処分方法を見つけることができますよ。
遺品整理で冷蔵庫を処分する際の注意点
冷蔵庫は家電リサイクル法に指定されているため、一般ゴミとして処分したり、自治体に引き取ってもらうことができません。家電リサイクル法は、小売業者を対象にしている法律なので個人は対象になりませんが、処分費用を払わずに処分してしまうと、不法投棄の罪に問われてしまいます。
最悪の場合、5年以下の懲役か1,000万円以下の罰金が課せられてしまう可能性があるため、遺品整理で出てきた冷蔵庫は正しく処分する必要があるんですね。
遺品整理の冷蔵庫の捨て方・処分方法3選
「冷蔵庫はどうやって処分したらいいの?」
と家電リサイクル法を知り、困っている方もいるでしょう。
ここでは遺品整理で処分に困る冷蔵庫の捨て方・処分方法を解説します。処分方法のメリットデメリットまで解説していくので、自分に合った処分方法を見つけてくださいね。処分方法は以下の3つです。
- 家電量販店に持ち込む
- リサイクルショップ・フリマアプリで買い取ってもらう
- 遺品整理業者に依頼する
それぞれ解説していきます。
家電量販店に持ち込む
家電リサイクル法が制定されたことによって、家電量販店で不要になった冷蔵庫の回収が義務付けられています。そのため、冷蔵庫を購入した家電量販店に依頼すれば、引き取って処分してもらうことができるんですね。
冷蔵庫を購入した際の保証書などに購入店が記載されているので連絡をし処分しましょう。また、どの店で購入したか不明確な場合は、最寄りの家電量販店に相談するのがおすすめです。
メリット
家電量販店に引き取ってもらうことが、遺品整理で出てきた冷蔵庫の一般的な処分方法です。購入した家電量販店に持ち込むだけで手続きなどなく、簡単に捨てることができるんですね。
デメリット
デメリットは、冷蔵庫を自宅から家電量販店まで運ばなければならないということです。運搬に必要な車や人手がない方にとっては、難しい処分方法となってしまいます。
冷蔵庫の種類や容量によっては、1人では運び出すことが困難なので、周りの方などに揚力してもらうといいでしょう。
費用
冷蔵庫の種類や容量、ブランドによって引き取ってもらえる料金は変動します。国内大手メーカーであれば、比較的安価で引き取ってもらえます。
今回はヤマダ電気の ヤマダウェブコム を参考にしていますが、基本的に国内メーカーであれば5000円から7000円程度で回収してもらえるので気軽に相談してみましょう。
リサイクルショップ・フリマアプリで買い取ってもらう
遺品整理で出てきた冷蔵庫の中には、まだ使えるものや比較的新しいものもあります。目立った汚れなどがなく、使える状態であればリサイクルショップなどで買い取ってもらえることがあるんですね。
リサイクルショップ以外にも、フリマアプリなどで販売することも可能ですよ。
メリット
買取サービスを利用することで、遺品整理にかかる予定の費用を打ち消すことができます。状態やブランドによって買取価格などは変動しますが、処分費用がかかってしまうものが無料になるだけでも嬉しいですよね。
出張買取などを行ってくれる業者もあるので、お住まいの近くにあるか探してみるといいでしょう。
デメリット
状態によっては、買取を断られてしまうことがあります。断られてしまった場合は、せっかく運んだ冷蔵庫を持って帰ってくるなど手間がかかってしまうんですね。
そのため、あまりにも状態が悪かったり、数十年も前のモデルの冷蔵庫は買取サービスに持ち込まないようにしましょう。冷蔵庫の寿命は12年ほどと言われているので、製造年が12年以内のものであるか確認することがおすすめです。またフリマアプリなどでどんな冷蔵庫が売れているか確認できるので、需要があるのか確かめてくださいね。
費用
買取の場合、費用はかかりません。しかしフリマアプリなどで販売する場合、送料を負担した方が買い取ってもらえる可能性が高くなります。
冷蔵庫の送料は1万円程度かかってくるので、販売価格と合わせて考えなくてはなりません。送料で利益がなかったとしても家電量販店に持ち込むより安く済むので参考にしてくださいね。
また基本的に出張買取の場合、手数料などは発生しませんが業者によって異なる部分ではあるので確認が必要です。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理の冷蔵庫を処分する方法として、遺品整理業者に依頼することが挙げられます。遺品整理を専門とする業者なので、回収から全て行ってくれるんですね。高齢者や女性1人で周りに手伝ってくれる方がいない際には、便利なサービスになっています。
メリット
遺品整理業者に依頼する最大のメリットは他の遺品も全て引き取ってもらうことができることです。冷蔵庫以外にもタンスなどの大きな遺品の処分も依頼できるので、遺品整理の際に出てきた重くて運べない物も全て対応してくれるんですね。
事前に冷蔵庫以外も運んでもらいたい旨を伝えていると、スムーズに作業が進んでいきますよ。
デメリット
遺品整理を行ってくれる便利なサービスですが、中には遺品整理士の資格を持たない悪徳業者がいます。基本的に遺品整理士の資格がなくても違法にはなりませんが、資格のない悪徳業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる危険性があるんですね。
資格を持っていない業者は、処分ルートの確保が困難なため、不法投棄が多くなってしまいます。
また悪徳業者が不法投棄した場合、依頼主であるあなたも不法投棄の関与が疑われ、罪に問われる可能性がため業者を選ぶ際は慎重に選びましょう。
費用
遺品整理業者に依頼すると費用がかかってきます。料金相場としては、下記の表のように遺品の量によって変動するんですね。
パック名 | 軽トラパック | 大型軽トラパック | 1tパック | 1,5tパック | 2tパック | 4tパック |
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 9,500円~ | 24,800円~ | 34,800円~ | 39,800円~ | 59,800円~ | 問い合わせ必須。 |
目安 | 2㎡まで家具など数点の遺品 | 3㎡までワンルームの遺品整理 | 3.5㎡まで2K・2DKの遺品整理 | 4㎡まで2LDKの遺品整理 | 7㎡まで大量の遺品整理 | 1軒まるごとの遺品整理 |
基本的に回収するものの量などで料金は決まってきます。1社のみの見積もりしか依頼しないと比較検討できないので、複数社から見積もりを取ると正確な料金が見えてきますよ。
遺品整理の冷蔵庫を捨てる方法3選一覧表
「結局、どの方法を選んだらいいんだろう…」
と悩んでいる方もいるでしょう。
遺品整理の冷蔵庫を処分する方法について3つ紹介しましたが、迷ってしまう人もいますよね。そこで3つの処分方法を、見比べられるように表にしてみました。
方法 | メリット | デメリット | 費用 |
---|---|---|---|
家電量販店 | 費用や手間がかかってしまう | 持ち運びが大変 | 5000円〜7000円 |
フリマアプリ・リサイクルショップ | 遺品整理にかかったお金の足しにする | 出品などする時間がかかってしまう | 参考送料:10000円 |
遺品整理業者 | 冷蔵庫以外もまとめて整理できる | 他の方法にくらべると費用が高い | 9000円〜 |
上記のようにメリットがあればデメリットもあるため、あなたの状況に合わせて選んでみてください。家具や家電などの処分も一緒に行いたい人は業者に依頼すると、別々で回収してもらうよりお得に依頼できますよ。
遺品整理の冷蔵庫を遺品整理業者に依頼する時の選び方
遺品業者の中には悪徳業者がいます。遺品を乱雑に扱ったり、高額請求をしたりと依頼するだけでトラブルに巻き込まれてしまうので、慎重に選んでいきましょう。以下の3つポイントを注意するだけでも悪徳業者か見極められるので参考にしてくださいね。
- 遺品整理士の資格を持っている
- 会社の情報が明確である
- 口コミ・評判は極端に悪くない
上記のポイントを満たしていれば悪徳業者である可能性は低いので、最低限調べてから決めるようにしましょう。依頼を検討している遺品整理業者のHPなどを見て、納得した上で依頼するのがおすすめです。
おすすめの優良遺品整理業者3選
「遺品整理業者ってどこが良いの?」
「おすすめの遺品整理業者が知りたい!」
といった方のために最後におすすめの遺品整理業者を紹介します。以下の3社がおすすめの業者です。
- 対応の速さで選ぶなら『Growingup』
- 丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』
- 顧客満足度で選ぶなら『Notrash』
1社ずつ解説していきますね。
対応の速さで選ぶなら!『Growingup』
事業名 | Growing up |
運営会社 | YTK株式会社 |
所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
Webサイト | https://growingup-clean.net/ |
Growing upは、忙しくてなかなか時間の取れない方におすすめできる業者です。日中の対応が多い遺品整理業者の中で、Growing upは、早朝や深夜帯でも対応してくれる業者です。
マンションやアパートなどの賃貸で生活されていた方の遺品整理は、退去までの時間との戦いも大変なポイントのひとつです。日中は仕事などで時間の取れない方でも、仕事の終わった後などに気軽に依頼できるんですね。
また当日対応や24時間いつでも予約ができるなど顧客に寄り添ったサービスを提供しているのが特徴です。遺品整理の依頼を検討されている方は下記の公式サイトでサービスの詳細を確認してくださいね。
丁寧な対応で選ぶなら!『きれスタ』
事業者名 | きれスタ |
運営会社 | YTK株式会社 |
会社所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
特徴 | とにかく料金が安く、対応も丁寧 |
Webサイト | https://kiresuta.info/01/ |
きれスタは、業者に依頼することが不安な方でも安心して利用できるおすすめの業者です。人件費削減などの理由から、派遣社員やアルバイトが作業員として働いている業者もある中で、きれスタでは全スタッフが自社の正社員となっています。
どのスタッフも教育を受けてから現場に出ているため丁寧で親切な対応を受けることができるんですね。遺品整理士の資格も所持しているので、故人の遺品を丁寧に扱うことはもちろん、適切な対応を受けることができます。
また、上記の画像のように回収した物の中から再利用可能なものを海外のNPO団体に寄付する活動も行っています。故人の遺品が困っている誰かのためになるのは嬉しいですよね。
きれスタのサービス内容や詳しい料金などは下記の公式サイトから確認してみてくださいね。
顧客満足度で選ぶなら!『Notrash』
事業名 | No Trash |
運営会社 | YTK株式会社 |
所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
Webサイト | https://no-trash.info/02/ |
No Trashは、少しでもトラブルの心配がある方におすすめできる業者です。遺品は故人との思い出の詰まった大事な品なので、一度処分を誤ってしまうと取り返しがつきません。
遺品整理業者の中には、資格を持たずに不用品回収だけ行っている業者がおり、誤って大切な遺品を処分してしまったり、破損させたりといったトラブルが起こりやすいんですね。
悪徳業者もいる業界の中で、Notrashは98.7%という驚異的な顧客満足度を誇っている業者です。お客様第一の姿勢を忘れないNotrashは故人にとっても、あなたにとっても理想的なサービスを提供してくれるんですね。
見積もりから作業完了までの流れを知りたい方は下記のサイトをご覧ください。
まとめ
今回は、遺品整理の際に出てきた冷蔵庫をどのように処分していけば良いのか解説しました。重くて1人で運ぶのに困ってしまう冷蔵庫でも、さまざまな処分方法があるんですね。
冷蔵庫以外にも遺品の処分を検討している方は、ぜひ遺品整理業者に依頼してみてくださいね。今回紹介したおすすめの業者は以下の3社です。
- 対応の速さで選ぶなら『Growingup』
- 丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』
- 顧客満足度で選ぶなら『Notrash』
1社に絞るのではなく比較検討するとより良い業者に依頼することができますよ。
この記事を読んでいるあなたの助力になれたら幸いです。