遺品整理で困る家電はどうする？処分方法5選とおすすめ業者も紹介

「遺品整理の際に家電はどう処分したら良い？」
「遺品整理で残った家電の処分方法が知りたい！」

と困っている方が多いでしょう。

遺品整理を進めていく中で、重くて運ぶことができない大きな家電は処分が大変ですよね。処分しようにも重くて運べなかったり、運べたとしてもどのようにして処分をすれば良いかわからないはず。

そこで今回は、遺品整理の際に処分に困る家電の処分方法5選を解説！処分する際の注意点から各方法のメリットやデメリットまで紹介していくので参考にしてくださいね。この記事を読むことで、処分に困る家電の適切な処分方法が明確になり、遺品整理を進められるようになりますよ。

遺品整理で家電を処分する際の注意点

遺品整理の際に出てきた家電は、どんなに不要な物でも家電リサイクル法に指定されている品目は、一般ゴミとして処分したり、自治体に引き取ってもらうことができません。家電リサイクル法とは、資源の有効利用とゴミの減量化を目的としている法律ですが、対象は小売業者のため、個人には罰則・罰金などはないのが現状です。

しかし、処分費用を払わずに処分してしまうと、不法投棄の罪に問われてしまい、5年以下の懲役か1,000万円以下の罰金が課せられてしまいます。そのため、遺品整理で出てきた家電は正しく処分する必要があるんですね。

家電リサイクル法で指定されている品目は以下の4つです。

• テレビ
• 冷蔵庫・冷凍庫
• エアコン
• 洗濯機・乾燥機

上記の品目は、決まった方法でしか処分できないため、注意が必要です。また具体的な処分方法は、以下で詳細を解説していきます。

遺品整理で出てきた家電の処分方法5選

ここでは、家電リサイクル法で指定されている品目からその他の家電までの具体的な処分方法を解説します。処分方法のメリットデメリットまで解説していくので、自分に合った処分方法を見つけてくださいね。処分方法は以下の5つです。

• 自治体で処分
• 家電量販店への持ち込み
• リサイクルショップ・フリマアプリで売却
• 不用品回収業者に依頼する
• まとめて遺品整理業者に依頼する

それぞれ解説していきます。

自治体で処分

自治体では、家電リサイクル法で指定されている品目を処分することができません。しかし、その他の家電であれば、申請を行うだけで簡単に処分できます。

申請方法は、電話とインターネットでの方法がありますが、電話が簡単な方法なので電話での申請をおすすめします。各自治体の粗大ゴミ回収センターに電話をかけ、家電を処分したい旨を伝えると対応してくれますよ。

メリット

自治体に回収してもらうことが、家電を処分する方法の中でも安価で気軽にできる方法です。各自治体のルールに従い、申請するだけで処分完了となります。詳細は以下の中から該当地域を選択し、各自治体のサイトを確認してください。

デメリット

デメリットとして、家電リサイクル法で指定されている品目が捨てられないことだけでなく、家電を指定の場所まで運ばなくてはならないということが挙げられます。

簡単に運べる家電であれば問題ないのですが、種類によっては大きく1人では運び出すことが困難な場合もあるので、注意が必要です。

費用

家電の種類や大きさによって、引き取りにかかる料金は変動します。自治体によってルールは違いますが、ほとんどの場合『幅・高さ・奥行き』や『長い2辺の合計』で料金が決められており、1000円〜2000円ほどが目安です。

家電量販店への持ち込み

家電リサイクル法によって指定されている品目の処分が可能な方法です。小売業者は不要になった家電の回収が義務付けられています。そのため、家電リサイクル法で指定されている品目でも、購入した家電量販店に依頼すれば、引き取ってもらい処分できるんですね

どの店で購入したか不明確な場合は、最寄りの家電量販店に相談してみるといいでしょう。

メリット

家電リサイクル法で指定されている品目の処分方法の中で、一般的な方法が家電量販店への持ち込みです。購入した販売店さえわかってしまえば、持ち込むだけで手続きなどなく簡単に処分できるんですね。

デメリット

デメリットとして、冷蔵庫などの大型の家電を自宅から販売店まで運び出さなければいけません。種類によっては大きく1人では運び出すことが困難な場合もあるので、周りの方などに協力してもらう必要があるでしょう。

費用

家電の種類や大きさ、ブランドによって引き取ってもらえる料金は変動します。国内メーカーであれば安価で引き取ってもらえるものの、国外のメーカーやマイナーなメーカーであると少し費用が高くなります。

ヤマダ電気の場合、テレビの同じ型でもメーカーによって4,300円で引き取り可能なものもあれば、3,500円で可能なものもあるんですね。基準に関しては各店舗で記載があるので確認してください。

運び出すことが困難な場合は、ヤマダ電気の ヤマダウェブコム といったようなサービスを使うと自宅まで引き取りに来てくれますよ。

リサイクルショップ・フリマアプリで売却

遺品整理で処分に困る家電がまだ使えるものであれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却できます。とくに最近の物であれば、需要が高いので比較的簡単に売却できるので、使える家電は売却を検討してくださいね。

メリット

状態やブランドによっては、売却することで遺品整理にかかる予定のお金の足しにできます。買取価格などは品目などによって変動しますが、処分費用がかかってしまうものが無料になるだけでも嬉しいですよね。

出張買取などを行ってくれる業者もあるので、お住まいの近くにあるか探してみるといいでしょう。

デメリット

状態によっては、買取を断られてしまうケースがあります。断られてしまった場合は、せっかく運んだ家電を戻さなくてはいけなくなってしまうため手間がかかるんですね。

そのため、あまりにも状態が悪かったり、数十年も前のモデルの家電は買取サービスに持ち込まないようにしましょう。フリマアプリなどで売れている家電を調べ、事前に確認しておくことがおすすめです。

費用

売却の場合、費用はかかりません。しかしフリマアプリなどで売却する場合、送料を負担した方が買い取ってもらえる可能性が高くなります。3000円程度の送料でも家電量販店に持ち込むより安く済むので、送料込みで出品すると良いでしょう。

また基本的に出張買取の場合も手数料などは発生しませんが、業者によって異なる部分ではあるので確認が必要です。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、家電であれば家電リサイクル法で指定されている品目でも、基本的に費用を支払えば回収してくれます。大きな家電が複数あり運び出したりするのが難しい場合は、依頼すると良いでしょう。

メリット

お住まいの地域に対応していれば、即日での回収が可能な業者もあります。また量が多くても事前に伝えておけば、対応してくれるので、1人暮らしの方でも簡単に処分できます。

デメリット

他の処分方法と比べ、費用が少し高いのがデメリットです。しかしその分、回収から処分まで一通り任せられます。

また、免許を持っていない悪徳業者がいるので、依頼前に免許の有無を確認しましょう。業者の選び方で不安が残る方は、以下の記事を参考にしてくださいね。

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費用

家電であれば1万円前後で依頼できます。目安として、関東圏の不用品回収業者の処分費用を以下の表にまとめました。

量や大きさによって変動するため、料金の詳細に関しては、各業者にお問合せください。

遺品整理業者に依頼する

遺品整理で困る家電を処分する方法として、遺品整理業者に依頼することが挙げられます。遺品整理を専門とする業者なので、回収から全て行ってくれるんですね。高齢者や女性1人で周りに手伝ってくれる方がいない際には、便利なサービスになっています。

メリット

遺品整理業者に依頼する最大のメリットは、遺品整理士の資格を持ったスタッフが他の遺品も全て引き取ってもらえることです。家電以外にもタンスなどの大きな遺品の処分も依頼できるので、遺品整理の際に出てきた重くて運べない物も全て対応してくれるんですね。

不用品回収業者とは違い専門の資格を持っているので、遺品や相続などの相談もできますよ。

デメリット

遺品整理を行ってくれる便利なサービスですが、中には遺品整理士の資格を持たない悪徳業者がいます。基本的に遺品整理士の資格がなくても違法にはなりませんが、資格のない悪徳業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる危険性があるんですね。

悪徳業者が不法投棄した場合、依頼主であるあなたも不法投棄の関与が疑われ、罪に問われる可能性があるため、業者を選ぶ際は慎重に選びましょう。

費用

遺品整理業者に依頼すると費用がかかってきます。料金相場としては、下記の表のように遺品の量によって変動するんですね。

上記の料金はあくまで参考価格なので問い合わせてどのくらいの費用が必要になるのか概算費用を出しましょう。1社のみの見積もりしか依頼しないと比較検討できないので、複数社から見積もりを取ると正確な料金が見えてきますよ。

また家電のみの回収依頼だと、割高になってしまうので注意が必要です。

遺品整理で出てきた家電の処分方法一覧表

ここまで5つの方法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

「結局、どの方法を選んだらいいんだろう…」

と悩んでいる方もいるでしょう。

家電を処分する方法について5つ紹介しましたが、迷ってしまう人もいますよね。そこで5つの処分方法を、見比べられるように表にしてみました。

上記のようにメリットがあればデメリットもあるため、あなたの状況に合わせて選んでみてください。家具やその他遺品の処分も一緒に行いたい人は業者に依頼すると、別々で回収してもらうよりお得に処分できますよ。

【品目別】遺品整理で出てきた家電の処分方法4選

ここまでで、家電の処分方法は理解できたでしょうか？

いざ処分をしようと思ってもどの品目をどのように処分すれば良いのか迷ってしまいますよね。そこで、家電の中でも特に処分に困る家電を、品目別でまとめたので該当する物の処分方法を確認してくださいね。以下の4つの品目を解説します。

• テレビの処分方法
• 冷蔵庫の処分方法
• パソコン・スマホの処分方法
• エアコンの処分方法

それぞれ解説します。

テレビの処分方法

テレビは家電リサイクル法に指定されている品目です。そのため、処分方法は制限されるので、注意して処分しましょう。

おすすめの処分方法は、リサイクルショップやフリマアプリでの売却です。比較的送料が安く需要がある商品なので、遺品整理でかかってしまう費用の足しにできますよ。他にも処分方法がいくつかあるので、比較検討したい方は以下の記事を参考にしてくださいね。

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冷蔵庫の処分方法

冷蔵庫もテレビと同様に、家電リサイクル法に指定されている品目です。そのため、処分方法は制限されるので、注意して処分してください。おすすめの処分方法は、リサイクルショップなどの出張買取です。

需要はありますが、送料がかなりかかってきてしまうので、出張買取サービスのあるリサイクルショップでの売却がおすすめなんですね。他にも処分方法がいくつかあるので、比較検討したい方は以下の記事を参考にしてくださいね。

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パソコン・スマホの処分方法

パソコンやスマホは捨てようと思えば、簡単に捨てられますが、個人情報の詰まった遺品なので、注意が必要です。個人情報をしっかりと消してから処分することがおすすめなので、まずはアカウントなどを削除すると良いでしょう。

とくにサブスク型のサービスは、故人の死去後も料金が発生していくので、退会手続き等を済ませてくださいね。アカウントにログインできない場合など、個人情報の削除ができないことがあったら、専門の業者がいるので相談してみましょう。

下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

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エアコンの処分方法

エアコンは壁などから取り外してからの処分となるため、無理に自力で処分しないようにしましょう。自力で行うと怪我や、家屋を傷つけることに繋がってしまうので、専門の業者に依頼することがおすすめです。

以下の記事で具体的に解説しているので、参考にしてくださいね。

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家電を遺品整理業者に依頼する時の選び方

「まとめて遺品整理業者に依頼したい！」

と検討している人は、業者の選び方に注意が必要となります。なぜなら、遺品業者の中には悪徳業者がいるからです。

遺品を乱雑に扱ったり、高額請求をしたりと依頼するだけでトラブルに巻き込まれてしまうので、慎重に選んでいきましょう。以下の3つポイントを注意するだけでも悪徳業者か見極められるので参考にしてくださいね。

• 遺品整理士の資格を持っている
• 会社の情報が明確である
• 口コミ・評判は極端に悪くない

上記のポイントを満たしていれば悪徳業者である可能性は低いので、最低限調べてから決めるようにしましょう。依頼を検討している遺品整理業者のHPなどを見て、納得した上で依頼するのがおすすめです。

家電を遺品整理業者に依頼する時の選び方

「遺品整理業者ってどこが良いの？」
「おすすめの遺品整理業者が知りたい！」

といった方のために最後におすすめの遺品整理業者を紹介します。以下の3社がおすすめの業者です。

• 対応の速さで選ぶなら『Growingup』
• 丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』
• 顧客満足度で選ぶなら『Notrush』

1社ずつ解説していきますね。

対応の速さで選ぶなら『Growingup』

Growing upは、忙しくてなかなか時間の取れない方におすすめできる業者です。日中の対応が多い遺品整理業者の中で、Growing upは、早朝や深夜帯でも対応してくれる業者となっています。

仕事を休んで遺品整理しなくてはならないのは困ってしまうはず。Growing upでは対応時間の幅が広いので、仕事の終わった後などの都合のいい時間で気軽に依頼できるんですね。

当日対応や24時間いつでも予約ができるなど顧客に寄り添ったサービスを提供しているのが特徴です。遺品整理の依頼を検討されている方は下記の公式サイトでサービスの詳細を確認してくださいね。

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丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』

きれスタは、安心して利用できるおすすめの業者です。人件費削減などの理由から、派遣社員やアルバイトが作業員として働いている業者もある中で、きれスタでは全スタッフが自社の正社員となっています。

どのスタッフも教育を受けてから現場に出ているため丁寧で親切な対応を受けることができるんですね。遺品整理士の資格も所持している業者なので、故人の遺品を丁寧に扱うことはもちろん、適切な対応が受けられます。

また、上記の画像のように回収した物の中から再利用可能なものを海外のNPO団体に寄付する活動も行っています。使わなくなったテレビが困っている誰かのためになるのは嬉しいですよね。

きれスタのサービス内容や詳しい料金などは下記の公式サイトから確認してみてくださいね。

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顧客満足度で選ぶなら『Notrash』

No Trashは、トラブルに巻き込まれるか不安な方におすすめできる業者です。遺品整理業者の中には、資格を持たずに不用品回収だけ行っている業者がおり、誤って大切な遺品を処分してしまったり、作業後の高額請求などのトラブルが起こりやすいんですね。

しかしNotrashは、悪徳業者もいる業界の中で98.7%という驚異的な顧客満足度を誇っている業者なんです。お客様第一の姿勢を忘れないNotrashは故人にとっても、あなたにとっても理想的なサービスを提供してくれるんですね。

見積もりから作業完了までの流れを知りたい方は下記のサイトをご覧ください。

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まとめ

今回は、遺品整理の際に困る家電の処分方法 について解説しました。重くて1人で運ぶのに困ってしまう家電でも、さまざまな処分方法があります。

家電の処分を検討している方は、まとめて遺品整理業者に依頼するのがお得なので、検討してみてくださいね。今回紹介したおすすめの業者は以下の3社です。

• 対応の速さで選ぶなら『Growingup』
• 丁寧な対応で選ぶなら『きれスタ』
• 顧客満足度で選ぶなら『Notrash』

1社に絞るのではなく比較検討すると、より良い業者に依頼できますよ。

この記事を読んでいるあなたの助力になれたら幸いです。