遺品整理で出た本はどうする?処分方法5選とおすすめ業者も紹介

「遺品整理で出てきた本はどこで捨てればいいのかな?」
「捨てたいけど、量があって重くて運べない…」
「本の遺品整理の方法が知りたい!」

と困っている方が多いでしょう。

遺品整理をしていると処分に困るのが、本棚にある大量の本ですよね。一冊であれば簡単に処分できますが、ある程度の量になると捨てようと思っても、重くて運べなかったり、そもそも捨てていいのかと迷ってしまうことが多いはず。

そこで今回は、遺品整理の際に出てきた本の処分方法5選を徹底解説!ただ捨てるのではなく買取サービスや寄付などの方法も紹介するので参考にしてくださいね。この記事を読むことで、あなたにあった処分方法を見つけることができますよ。

目次

遺品整理で本を処分する前に確認するべきこと

遺品整理をしている際に出てきた本は、必ず書類がはさまっていないか、個人情報の記載はないか確認しましょう。銀行の通帳や住宅の不動産登記簿謄本など重要な書類を、本棚で保管していたケースがあります。

本は必要ないからといって、全て処分した後に気づいてしまうと、その後の相続手続きなどで手間がかかってしまうんですね。

また本に個人名などが記載してあるケースも多くあります。見つけた場合は、上から塗りつぶすなどして、個人情報の漏洩を防いで下さいね。

遺品整理の本の捨て方・処分方法5選

「本はどうやって処分したらいいの?」
「一般ゴミと一緒に捨てていいの?」

と困っている人のために、ここでは遺品整理で出てきた本の捨て方・処分方法を解説します。

処分方法のメリットデメリットまで解説していくので、自分に合った処分方法を見つけてくださいね。処分方法は以下の5つです。

  • 自分で処分する
  • 供養する
  • フリマアプリ・古本屋で買取
  • 児童養護施設などに寄付する
  • 遺品整理業者に依頼する

それぞれ解説していきます。

自分で処分する

遺品整理で出てきた本を処分する方法として、1番簡単なのはまとめて一般ゴミとして処分する方法です。本を重ねてビニールひもや麻ひもなどで縛りゴミ収集所に出すだけで済んでしまうんですね。

注意点として各自治体によってゴミ出しのルールが違うということです。故人宅のゴミ収集所にゴミを出すことになるので、事前に自治体のルールを確認しておきましょう。

詳細は以下の中から該当地域を選択し、各自治体のサイトを確認してくださいね。

東京都(市区町村から探す)
神奈川県(市区町村から探す)

神奈川県

横浜市

鶴見区 | 神奈川区 | 西区 | 中区 | 南区 | 保土ケ谷区 | 磯子区 | 金沢区 | 港北区 | 戸塚区 | 港南区 | 旭区 | 緑区 | 瀬谷区 |栄区 | 泉区 | 青葉区 | 都筑区

川崎市

川崎区 | 幸区| 中原区 | 高津区 | 多摩区 | 宮前区 | 麻生区

相模原市

緑区 | 中央区 | 南区

横須賀市 | 平塚市 | 鎌倉市 | 藤沢市 | 小田原市 | 茅ヶ崎市 | 逗子市 | 三浦市 | 秦野市 | 厚木市 | 大和市 | 伊勢原市 | 海老名市 | 座間市 | 南足柄市 | 綾瀬市

町村

葉山町 | 寒川町 | 大磯町 | 二宮町 | 中井町 | 大井町 | 松田町 | 山北町 | 開成町 | 箱根町 | 真鶴町 | 湯河原町 | 愛川町 |清川村

埼玉県(市区町村から探す)

メリット

自分で処分することで、手間がかからず費用もかかりません。数冊の本の処分であれば、自分で処分することがベストと言えるでしょう。費用や時間が限られている方は、自分で処分することをおすすめします。

デメリット

デメリットとして挙げられるのは、個人情報や書類などを見落として捨ててしまう可能性がある事です。自分で捨てる場合、1人で確認し捨てることになるので、ちょっとした見落としがあっても気づけませんよね。重要書類などを誤って捨ててしまうリスクがあることは覚えておいてくださいね。

費用

自分で供養する場合は、上記で解説したとおりビニールひもや麻ひもが必要となってきます。全て集めても数百円程度で収まるので、費用面に心配が残る人にはおすすめです。

供養する

本でも故人の強い思いがあった場合は、供養してあげましょう。供養をすることは、故人にとって、悔いのない処分方法です。本が好きであったのであれば供養してあげるといいでしょう。

メリット

悔いを残すことなく処分できます。また残された遺族にとっても一つの区切りになるのでおすすめです。

デメリット

あまりにも大量の本がある場合、持ち込みが厳しくなってしまうので注意が必要です。最近では、送ることもできるので問い合わせてみるといいでしょう。

費用

お寺や神社によって費用は異なります。約5,000円〜10,000円はかかると思っているといいでしょう。

フリマアプリ・古本屋で買取

遺品整理で出てきた本であっても、フリマアプリや古本屋で買い取ってもらえることがあります。最近では、出張買取サービスを展開している業者も多くあるので数十冊に及ぶ本でも買い取ってもらうことができます。

メリット

買取サービスを利用することで、遺品整理にかかる予定のお金の足しにすることができます。古くて価値のなさそうな本でも高価なものもあるので、時間に余裕のある方におすすめの方法なんですね。出張買取を行っている業者もあるので、参考にしてみてください。

デメリット

フリマアプリや古本屋などで買い取ってもらうためには、本を運んだり、写真を撮ったりと手間がかかってしまいます。そのため、時間に余裕がない方にとってはおすすめできない処分方法です。

数十冊にも及ぶ場合、かなりの時間を要してしまうことがデメリットなんですね。

費用

買取の場合、費用はかかりません。古本屋などで持ち運び査定してもらうと、不要な本はその場で破棄してもらえるので、処分費用などはかからないんですね。基本的に出張買取の場合も手数料などは発生しませんが、業者によって異なる部分ではあるので確認が必要です。

児童養護施設などに寄付する

遺品整理で不要となった本は、児童養護施設や学校などに寄付することができます。不要となった本でも子供たちにとって大切な本になる可能性があるので、施設や学校に問い合わせてみるといいでしょう。

メリット

ただ捨てるのではなく、第三者のためになるので、亡くなった故人の方の意思を尊重することになります。あなたにとっても、故人にとっても後悔なく、不要な本を整理することができるんですね。

デメリット

あくまで寄付なので、申し込みから梱包など全ての工程をあなたが手続きしなければなりません。そのため、なかなか時間の取れない方などは、手間がかかってしまい困難なことがあります。時間をかけて遺品整理をする余裕のある方におすすめの方法なんですね。

費用

寄付といっても、送料などはかかってきてしまいます。梱包するための段ボールなどと、送料込みで3000円前後の費用がかかってくるので、注意が必要なんですね。自らが運搬し届ける寄付に関しては、費用がかからないことが多いです。

遺品整理業者に依頼する

遺品整理の本を処分する方法として、遺品整理業者に依頼することが挙げられます。遺品整理を専門とする業者なので、回収から清掃まで全て依頼することができますよ。中には遺品整理士の資格を持たない悪徳業者もあるので注意が必要です。

メリット

遺品整理業者に依頼する最大のメリットは他の遺品も全て引き取ってもらうことができることです。本以外にもタンスや家電の遺品の処分も依頼できるので、遺品整理の際に出てきた重くて運べない物も全て対応してくれるんですね。

デメリット

遺品整理を行ってくれる便利なサービスですが、中には遺品整理士の資格を持たない悪徳業者がいます。基本的に遺品整理士の資格がなくても違法にはなりませんが、資格のない悪徳業者に依頼すると、高額請求などのトラブルに巻き込まれる危険性があるんですね。

そのため、HPなどで遺品整理士の資格を持っているか確認しておくといいでしょう。

費用

遺品整理業者に依頼すると費用がかかってきます。料金相場としては、下記の表のように遺品の量によって変動するんですね。

スクロールできます
パック名軽トラパック大型軽トラパック
1tパック1,5tパック2tパック4tパック
料金9,500円~24,800円~34,800円~39,800円~59,800円~問い合わせ必須。
目安2㎡まで家具など数点の遺品3㎡までワンルームの遺品整理3.5㎡まで2K・2DKの遺品整理4㎡まで2LDKの遺品整理7㎡まで大量の遺品整理1軒まるごとの遺品整理

上記のように遺品の量によって金額が変動します。しかし、本のみの回収だと業者に依頼するのは、割高になってしまうので注意が必要です。

遺品整理の本を捨てる方法5選一覧表

「迷って決められない!」

と困っている方もいるでしょう。

一度に処分するなら業者が業者がおすすめですが、別々の処分では選択肢がたくさんあります。そこで5つの処分方法を、見比べられるように表にしてみました。

スクロールできます
方法メリットデメリット費用
自分で処分する費用や手間がかかってしまう重要書類などを捨ててしまうリスクがあるゴミ袋などの費用のみ
供養する故人との別れとして区切りがつけられるお焚き上げに限っては燃えるものでないとできない3000円〜5000円
フリマアプリ・古本屋で買取遺品整理にかかったお金の足しにする出品などする時間がかかってしまう状態によっては費用がかかる
寄付する捨てる予定だったものが再利用してもらえる手続きなどは全て自分で行う3000円前後
遺品整理業者に依頼する本以外もまとめて整理できる本だけの処分は割高9000円〜

上記のようにメリットがあればデメリットもあるため、あなたの状況に合わせて選んでみてください。本のみで遺品整理業者に依頼することは、量にもよりますが、割高になってしまうので注意が必要です。

遺品整理の本を遺品整理業者に依頼する時の選び方

遺品業者の中には悪徳業者がいます。遺品を乱雑に扱ったり、高額請求をしたりと依頼するだけでトラブルに巻き込まれてしまうので、慎重に選んでいきましょう。以下の3つポイントを注意するだけでも悪徳業者か見極められるので参考にしてくださいね。

  • 遺品整理士の資格を持っている
  • 会社の情報が明確である
  • 口コミ・評判は極端に悪くない

上記のポイントを満たしていれば悪徳業者である可能性は低いので、最低限調べてから決めるようにしましょう。依頼を検討している遺品整理業者のHPなどを見て、納得した上で依頼するのがおすすめです。

おすすめの優良遺品整理業者3選

「遺品整理業者ってどこが良いの?」
「おすすめの遺品整理業者が知りたい!」

といった方のために最後におすすめの遺品整理業者を紹介します。以下の3社がおすすめの業者です。

  • 対応の速さで選ぶなら!『Growingup』
  • 丁寧な対応で選ぶなら!『きれスタ』
  • 顧客満足度で選ぶなら!『Notrash』

1社ずつ解説していきますね。

対応の速さで選ぶなら!『Growingup』

出典元:Growing up
スクロールできます
事業名Growing up
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://growingup-clean.net/

Growing upは、忙しくてなかなか時間の取れない方におすすめできる業者です。日中の対応が多い遺品整理業者の中で、Growing upは、早朝や深夜帯でも対応してくれる業者となります。

マンションやアパートなどの賃貸で生活されていた方の遺品整理は、退去までの時間との戦いも大変なポイントのひとつです。日中は仕事などで時間の取れない方でも、仕事の終わった後などに気軽に依頼できるんですね。

また当日対応や24時間いつでも予約ができるなど顧客に寄り添ったサービスを提供しているのが特徴です。遺品整理の依頼を検討されている方は下記の公式サイトでサービスの詳細を確認してくださいね。

丁寧な対応で選ぶなら!『きれスタ』

出典元:きれスタ
スクロールできます
事業者名きれスタ
運営会社YTK株式会社
会社所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
特徴とにかく料金が安く、対応も丁寧
Webサイトhttps://kiresuta.info/01/

きれスタは、業者に依頼することが不安な方でも安心して利用できるおすすめの業者です。人件費削減などの理由から、派遣社員やアルバイトが作業員として働いている業者もある中で、きれスタでは全スタッフが自社の正社員となっています。

どのスタッフも教育を受けてから現場に出ているため丁寧で親切な対応を受けることができるんですね。遺品整理士の資格も所持しているので、故人の遺品を丁寧に扱うことはもちろん、適切な対応を受けることができます。

きれスタNPO活動写真

また、上記の画像のように回収した物の中から再利用可能なものを海外のNPO団体に寄付する活動も行っています。故人の遺品が困っている誰かのためになるのは嬉しいですよね。

きれスタのサービス内容や詳しい料金などは下記の公式サイトから確認してみてくださいね。

顧客満足度で選ぶなら!『Notrash』

No trash
出典元:Notrash
スクロールできます
事業名No Trash
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://no-trash.info/02/

No Trashは、少しでもトラブルが心配がある方におすすめできる業者です。遺品は故人との思い出の詰まった大事な品なので、一度処分を誤ってしまうと取り返しがつきません。

遺品整理業者の中には、遺品整理士の資格を持たずに不用品回収だけ行っている業者がおり、誤って大切な遺品を処分してしまったり破損させたりといったトラブルが起こります。

そんな中、Notrashは業界の中でも98.7%という驚異的な顧客満足度を誇っている業者です。お客様第一の姿勢を忘れないNotrashは故人にとっても、あなたにとっても理想的なサービスを提供してくれるんですね。

見積もりから作業完了までの流れを知りたい方は下記のサイトをご覧ください。

まとめ

今回は、遺品整理の際に出てきた本をどのように処分していけば良いのか解説しました。

寄付などすることで捨ててしまうはずだった遺品が人のためになるのは、とても嬉しいことですよね。本以外にも遺品の処分を検討している方は、ぜひ遺品整理業者に依頼してみてくださいね。

今回紹介したおすすめの業者は以下の3社です。

  • 対応の速さで選ぶなら!『Growingup』
  • 丁寧な対応で選ぶなら!『きれスタ』
  • 顧客満足度で選ぶなら!『Notrash』

1社に絞るのではなく比較検討するとより良い業者に依頼することができますよ。

この記事を読んでいるあなたの助力になれたら幸いです。

清野文哉
メディア編集部
不用品回収作業員歴5年

【取得免許】
・産業廃棄物収集運搬業
・古物商許可
・遺品整理士

新卒で清掃会社として4年働き、その後独立。EcoRushで「分別方法」「不用品回収の知識」など網羅的で専門的な内容についての記事を執筆しています。興味のある方は、ぜひ見てください!
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