「気がついたらゴミ屋敷化していた…」
「苦情の連絡がたくさんきている…」
「ゴミ屋敷問題は誰に相談したらいいの?」
と困っている大家さんもいることでしょう。
ゴミ屋敷と聞くと一軒家のイメージが強いですが、最近ではマンションやアパートのゴミ屋敷問題が深刻化しています。在宅時間が増えたことによって、マンションなどの賃貸物件のゴミ屋敷は10部屋に1部屋の割合にまで増加しているんですね。
こうしたゴミ屋敷は近隣住民の迷惑になり苦情やクレームに繋がるだけでなく、火災などの重大な事故を引き起こしかねません。しかし実際に、ゴミ屋敷の住民に困っていてもどのように対応していけばいいのかわからないですよね。
そこで今回は、ゴミ屋敷問題に悩まされた際にどこに相談してどのように対応していくのか徹底的に解説していきます。
具体的な状況に合わせて相談先を解説していくのでぜひ参考にしてくださいね。この記事を読むだけで、相談先が明確になり協力してゴミ屋敷問題の解決を図ることができますよ。
おすすめゴミ屋敷業者! Growing up | |
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料金 | 9,500円〜 |
スピード | 即日対応 |
見積もり | 無料 |
エリア | 東京/神奈川/埼玉/千葉 |
サービス内容 | 不用品回収・処分・ゴミ屋敷清掃・片付け 引っ越し・ハウスクリーニング・遺品整理 |
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ゴミ屋敷問題は自力で解決せず相談しよう
ゴミ屋敷の住民がゴミ屋敷を作ってしまう理由は様々ですが、日本都市センターの発表によると全体の70%もの人が心理的な病気が原因でゴミ屋敷を作っています。
そのためゴミ屋敷の住民と接触するときは、自力で解決を図るのではなく複数人で対応するようにしましょう。また、直接接触するときは以下の3つに注意してください。
- 直接苦情やクレームを言わない
- 感情的にならない
- ゴミを勝手に捨てない
上記のように頭ごなしに住民を注意しても心理的な病気が原因である場合、本人の意思に問題はないので意味がありません。感情的になることで反感を買い、かえって問題を深刻化させてしまうんですね。
また、第三者からみてゴミだと判断した物でも本人にとっては必要な物であることがほとんどなので、許可なく捨ててしまうとあなたが罪に問われる可能性があります。ゴミ屋敷問題は長期化することが多いので、冷静に対応していくことを心がけていきましょう。
ゴミ屋敷問題の相談をする前に準備するべきこと
ゴミ屋敷問題を早期解決に導くために相談する前に、状況や被害など判断に必要な情報を整理しましょう。「片付けて欲しい!」と感情的になっても第三者の理解が得られず、解決まで時間がかかってしまうんですね。
相談前の準備は以下の通りです。
上記の流れで被害状況を整理すると相手が理解しやすく協力を仰ぎやすくなります。それぞれ解説していくので、詳しく見ていきましょう。
被害状況をまとめる
感情的に情報を伝えても相手にうまく伝わらず、協力してもらえません。一度冷静になり、今の状況を客観的にまとめていきましょう。状況をまとめる際は、以下のように5W1Hでまとめると情報が整理されます。
- いつ:3か月前から
- どこで:〇〇の賃貸物件
- 誰:住民の〇〇さんに対して
- 何:悪臭のクレーム
- なぜ:生ごみなどをためていて注意しているが改善されない
- どのように:電話などで注意喚起している
上記のように今の状況をまとめると状況が整理できるので、相談前に一度紙などにまとめておくのがおすすめです。
文書を作成
電話や自宅を訪問しての注意だけだと注意した履歴が残りにくいので、一度住民に対して文書を作成し送付しましょう。ひな形はインターネットで検索すれば見つけられますので、ダウンロードし文書を作成してください。
一方的に文書でまとめると反感を買う恐れがあるので、ゴミ屋敷問題に至るまでの過程や背景を必ず記載するようにしましょう。また題名や日付も忘れないようにしてください。
相談前に文書を送る
下記で紹介する相談先に相談する前に状況を理解してもらうために、状況をまとめた文書とゴミ屋敷の住民に送付した文書をまとめて送りましょう。
事前にゴミ屋敷問題についての文書を送ってから相談に行くことで、相手が背景を理解した状態で話ができるためスムーズなやりとりができます。また当日、物件の契約書なども持っていくと早期解決が見込めるんですね。
ゴミ屋敷問題に困ったら相談するべき相談先5選
ここまで相談前にするべき準備を解説してきましたが、ここからは実際の状況に合わせて相談するべき相談先を解説していきます。必ず解決するわけではありませんが、協力を得ることで問題の解決まで前進するので参考にしてください。
以下の5つが相談先です。
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
連絡先がわかるなら住人の家族
賃貸契約の際にゴミ屋敷住人の家族の連絡先をもらっている場合などは、まずは住人の家族に連絡しましょう。家族などの協力が依頼でき、片付けをしてもらうことが公的機関などに依頼するよりも早期解決が見込めます。
そのため、まずは住人の家族に事情を伝え、協力を依頼してみてください。
援助が必要なら民生委員
民生委員とは、民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。地域福祉の担い手として、相談に応じ、住民の生活課題の解決にあたるとともに、地域全体の福祉増進のための活動にも取り組んでいます。
福祉活動などに取り組んでいるので、病気などが原因でゴミ屋敷化してしまっている住人の相談をすると協力してくれるんですね。
また行政との橋渡し役にもなってくれるので、相談することでゴミ屋敷問題の解決につながります。
条例が制定されているなら自治体
現状、ゴミ屋敷の住人を直接的に裁く法律はありません。しかしながら、地域の自治体でゴミ屋敷に関する条例が制定されている場合は、自治体が対応してくれます。
自治体の職員が訪問しゴミ屋敷の住人に対し、相談や注意をし解決まで進めてくれますよ。
また、自治体職員の注意を無視し続けると、行政代執行という強制的にゴミ屋敷を片付ける措置をとることができるので、条例が制定されていたら相談しましょう。
ゴミが屋外に出ているなら警察
ゴミ屋敷を直接的に裁くことのできる法律がないため、基本的に警察は動いてくれません。しかし、ゴミが敷地内から出ていて通行の妨げになっていると、道路交通法に触れることになるため対応してくれるんですね。
また、ゴミ屋敷でペットを飼っている場合、動物愛護法違反になるため、ペットが飼われているゴミ屋敷も警察に相談するといいでしょう。
被害が出ているなら弁護士
弁護士であれば民事事件でも対応してくれるため、被害が実際に出ている場合は弁護士に相談しましょう。弁護士に相談する際は、基本的に相談する時点から費用が発生します。場所によっては無料相談をおこなっているところもありますが、依頼後費用がかかってくるんですね。
また、正式に依頼したからといって訴訟をいきなり起こすことはできないので、費用や時間がかかることを念頭に検討するといいでしょう。
他にも近隣住民に悩まされている方や個人間のトラブルに困っている方は下記の記事を参考にしてください。
ゴミ屋敷を綺麗にするなら業者に依頼する
ゴミ屋敷の住人との話し合いで片付けることが決まっても、容易にゴミ屋敷の片付けはできません。元の部屋の状態にまで戻すためには、専門のクリーニングや除菌を行わなければならないんですね。
そのため、話し合いで解決まで進んでいる場合は、ゴミ屋敷業者に依頼して片付けを進めていくのがおすすめです。そこで最後におすすめの業者を紹介していきます。おすすめの業者は以下の3社です。
上記の3社の特徴を解説していきます。
どんな要望にも答えます!『Grouing up』
事業名 | Growing up |
運営会社 | YTK株式会社 |
所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
Webサイト | https://growingup-clean.net/ |
「早朝や深夜にお願いしたい!」「立ち会う時間はなるべく少なくしたい…」と思っている方におすすめの業者が『Grouing up』です。
ゴミ屋敷片付け業者ではめずらしく24時間受付可能で、早朝や深夜まで対応している業者なんです。仕事などの都合で日中に依頼することが難しい方も多いはず。また、日中の対応だと近隣の住民の目が気になってしまう方もいるでしょう。
上記のような悩みでも、24時間対応のGrouing upなら気にせず依頼できますよ。最短20分の即対応が可能なので、普段忙しいあなたでも隙間時間に気軽に使えるんです。
丁寧な対応で人気!『きれスタ』
事業者名 | きれスタ |
運営会社 | YTK株式会社 |
会社所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
特徴 | とにかく料金が安く、対応も丁寧 |
Webサイト | https://kiresuta.info/01/ |
「回収スタッフの方は丁寧な対応をしてくれるの?」「追加料金が発生したりしないの?」と思っている方におすすめの業者が『きれスタ』です。
きれスタは、作業スタッフの育成に力を入れている業者なんですね。他の業者ではアルバイトや派遣スタッフなどの教育の行き届いていない作業員を採用していますが、きれスタでは全作業スタッフが教育されています。
そのため、丁寧な対応で作業し、その対応が多くのリピーターを呼んでいるんですね。
また上記のように回収したゴミの中から再利用可能なものを海外のNPOに寄付するなどの社会貢献している業者でもあります。
一般的に業者に回収された不用品は、再販売などをして業者の利益となることが多いのですが、福祉活動に力を入れているためこのような活動に繋がっているんですね。そのため、少しでも依頼することに不安を感じている方は検討してみるといいでしょう。
顧客満足度98.7%!『No trash』
事業名 | No Trash |
運営会社 | YTK株式会社 |
所在地 | 東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階 |
サービス内容 | 不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品 |
料金 | 9500円〜 |
受付時間 | 24時間対応 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
Webサイト | https://no-trash.info/02/ |
「まずは見積もりだけでも依頼したい!」と思っている方におすすめの業者が『Notrash』です。No trashは、完全無料で出張見積もりに対応してくれますし、詳細に金額を出してくれるんです。
また顧客満足度98.7%を保っており、問い合わせ先のコールスタッフもあなたの話を丁寧に聞いてくれるので、はじめて依頼する人でも安心できる業者ですよ。
まとめ
今回はゴミ屋敷で困っている方がどこに相談しどのように解決していくのか解説してきました。相談をする際は以下を参考に相談相手を選択しましょう。
- 連絡先がわかるなら住人の家族
- 援助が必要なら民生委員
- 条例が制定されているなら自治体
- ゴミが屋外に出ているなら警察
- 被害が出ているなら弁護士
状況によって相談先は変わってくるので、状況に合わせて相談してください。ゴミ屋敷問題は早期解決が難しい問題なので、気がついた時の早急な対応が求められます。
この記事を読んだあなたの助力になれたら幸いです。