ゴミ屋敷は相続するべき?相続前に確認するべき3ポイント

「ゴミ屋敷って相続しなければいけないの?」
「ゴミ屋敷の相続について知りたい!」
「ゴミ屋敷でも相続はした方がいい?」

この記事を読んでいるあなたはこのように思っているでしょう。

ゴミ屋敷を相続してしまうと、ゴミの片付けや物件の管理に手間がかかるため、一層のこと相続放棄をすれば面倒なこともしなくていいと思っている方が多いはず。

しかし相続放棄をしても、ゴミ屋敷の片付けをしなくて済むわけではないんです。相続放棄したのに手間がかかってしまうとなると、どのような対応をするべきかわからなくなりますよね。

そこで今回は、ゴミ屋敷の相続問題について紹介!ゴミ屋敷を相続するメリット、デメリットから片付けずに手放す方法まで解説します。この記事を読むと、ゴミ屋敷の相続するメリットやデメリットが理解できるので、あなたにとって最適な選択が取れるようになりますよ。

また下記の記事では、ゴミ屋敷での問題に関して網羅的に解説しているので合わせてご覧ください。

スクロールできます
おすすめゴミ屋敷業者!
Growing up
料金9,500円〜
スピード即日対応
見積もり無料
エリア東京/神奈川/埼玉/千葉
サービス内容不用品回収・処分・ゴミ屋敷清掃・片付け
引っ越し・ハウスクリーニング・遺品整理
お問い合わせはこちら
各製品の比較
目次

【結論】ゴミ屋敷は相続しなくても片付け義務が発生する

結論から伝えるとゴミ屋敷を相続しなくても、ゴミを片付ける義務が発生してしまいます。なぜなら相続放棄してもあなたには、相続放棄された財産の『管理責任』があるからなんです。

管理責任とは、地域の安全や衛生に対して悪影響がないように、持ち主が空き家を適切に管理する責任のことです。民法第940条 によれば、あなたがゴミ屋敷を相続放棄しても、次の相続人が相続するまではあなたに管理する責任があるということになります。

そのため、相続放棄したからといってゴミ屋敷を掃除しなくてもいいわけではないんですね。

ゴミ屋敷を片付けずに相続しない方法2選

「結局、ゴミ屋敷は片付けないといけないの?」
「だったら相続した方がいいの?」

と疑問に思う方もいるでしょう。

実はゴミ屋敷を相続放棄した上で、片付ける必要のない方法もあります。ここでは、ゴミ屋敷を片付けずに相続しない方法を解説しますね。以下の2つが片付けずに相続しない方法です。

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

相続財産管理人を選任して相続放棄する

相続財産管理人とは相続放棄をして相続人がいなくなった場合、亡くなった方の財産や借金の清算をおこなう人のことです。ゴミ屋敷ごと遺産を相続放棄した後で、相続財産管理人を専任することで、ゴミ屋敷の管理責任をあなたから相続財産管理人へ移行できるんですね。

そのため相続放棄した後のゴミ屋敷の片付けを相続財産管理人へ一任できるため、あなたが片付ける必要がなくなります。相続財産管理人は、相続人のいない遺産を管理して、最終的に国庫へ帰属させることになるので、ゴミ屋敷が国の所有物になるという仕組みです。

しかし相続財産管理人を選任するには、お金がかかるだけでなく家庭裁判所への申立てが必要だったりと手続きが多くあります。

遺産をすべて相続できない上にお金や時間がかかってしまうので、とりあえずゴミ屋敷ごと相続して、片付けてから売却した方が良い場合もあるので注意しましょう

訳あり物件専門の不動産業者に買取してもらう

一般的な不動産会社とは違い、事故物件や欠陥住宅といった訳あり物件を積極的に買い取ってくれる業者がいます。

訳あり専門の業者であれば、買取拒否されてしまうゴミ屋敷も買い取ってもらうことができるんです。ゴミの清掃まで請け負ってくれるので、ゴミ屋敷を一切掃除せずにそのまま買取してもらうことができるので、一度相続してから売却してもいいでしょう。

ゴミ屋敷を相続しないメリット

「相続するか迷うな…」
「結局どっちの方がいいのだろう?」

と多くの方が相続するか否か迷うことでしょう。

あなたの状況や家屋の状態によってベストな選択は変わってきてしまいます。そこでゴミ屋敷を相続しないメリットを解説します。ゴミ屋敷を相続しないメリットは次の2つです。

それぞれのメリットを1つずつ見ていきましょう。

故人の借金を背負わなくて良い

遺産を相続する場合は、価値のある財産だけでなく、故人の借金も相続しなければなりません。つまり、故人に借金がある場合、遺産相続すると借金をあなたが返済しなければならないのです。

相続を放棄すると故人の借金を返済する必要はなくなるので、故人の遺産より借金が多い場合、相続ではなく相続放棄を選ぶ方がおすすめですよ。

相続税の支払いが必要ない

故人の遺産を相続した場合、相続税を払わなければならないんです。相続できる遺産の金額が大きいほど相続税の金額も大きくなります。

ゴミ屋敷ごと相続放棄すれば、相続税を一切払わずに済むため、遺産を相続しても故人の借金や相続税を考慮して損する場合は相続放棄した方がいいでしょう。

ゴミ屋敷を相続しないデメリット

「やっぱりゴミ屋敷は相続しない方がいいのかな?」

上記の内容を踏まえて、このように思っている方もいるでしょう。

しかしゴミ屋敷を相続しない事によるデメリットがないとは一概には言い切れません。ゴミ屋敷を相続しない場合のデメリットも理解しておきましょう。相続しないデメリットは以下の2つです。

それぞれのデメリットをくわしく説明していきます。

ゴミ屋敷以外の財産も放棄することに

相続しないことによる1番のデメリットは、ゴミ屋敷を含めたすべての財産を相続できないということです。ゴミ屋敷を相続しないと、現金や物品といった価値のある遺産も相続することができません。

ゴミ屋敷や借金を相続しないことは問題ありませんが、故人が遺産を残していた場合、その遺産を引き継げないので相続しないと損してしまう場合もあります。

そのため、相続放棄の決断前に財産価値のあるものがいくらくらいなのか具体的に把握しておくことをおすすめしますよ。

他の相続人とのトラブル

あなたに兄弟がいるケースなどでは、ゴミ屋敷の相続人はあなただけではありません。相続人が複数人いるのにあなたが相続しないとなると、放棄された遺産や借金は他の相続人が相続することになります。

そのため、ゴミ屋敷を相続しない決断を1人でとってしまうと、誰がゴミ屋敷を掃除し、清掃費をいくら払うかなどのトラブルに発展するケースが多いので注意しましょう。

ゴミ屋敷を相続する前に確認するべき3ポイント

「相続するか迷ってて決められない!」

といった方は以下の3ポイントを確認してください。

上記のポイントを確認するだけで、状況が整理でき相続するべきかどうかの判断がつけられるようになります。それぞれ解説していくので参考にしてくださいね。

実家の資産価値を確認する

まず第一に今現在の実家の価値がどれくらいなのか確認しましょう。ゴミ屋敷の場合、住宅内に価値のあるものがあることは少ないので、自宅の建物自体や土地に資産価値がどのくらいあるのか、不動産業者に確認するようにしましょう。

立地によっては、ゴミを片付けて売却した方がお得に処分できることもあるので、建物と土地の資産価値を調べることがおすすめです。その際に、売却方法なども聞いておくと今後の手間を減らすことができますよ。

両親の貯金や生命保険などを確認する

両親の貯金や生命保険などがゴミの中に紛れていないか探しましょう。資産価値がないと思っていたゴミの中から貯金通帳がでてきたりすることがあるんですね。

生命保険や死亡保険は、あなた側から請求しないとお金が戻ってこない場合が多いので、契約書を探すことをおすすめします。

ゴミ屋敷業者に見積りを取る

上記でゴミ屋敷や両親などの遺産がどのくらいあるのか把握できたら、ゴミ屋敷を片付けたらどのくらいの金額になるのか確認しましょう。

遺産の金額が清掃費用+相続税を上回ることがあれば、相続した方がいいことになります。そのため、ゴミ屋敷の清掃費用がどのくらいになるか、見積もりをとって確認する必要があるんですね。

実際の費用との誤差を生み出さないためにも、実際にゴミ屋敷に直接見積もりにきてもらうことがおすすめです。

相続前に両親にゴミ屋敷を片付けてもらう方法

ここまでゴミ屋敷の相続について解説してきましたが、結局のところ相続する前に綺麗に片付けられていれば何も問題はありません。

そこで相続前に両親にゴミ屋敷を片付けてもらう方法を解説していきます。以下の3つが相続前に片付けてもらう方法です。

それぞれ解説していきます。

話しあいの場を設ける

そもそもなぜゴミ屋敷になってしまったのか原因を把握しなければ解決することはできません。そこで両親に対し、ゴミ屋敷のことをどう思っているのか聞くようにしましょう。

また、ゴミ屋敷にしてしまう多くの人は精神的な病気が原因だとされているので、今までと大きく変わった点がないか気にしながら話をするといいですよ。

頭ごなしに注意しない・否定をしない

頭ごなしに注意をしたり否定をしてしまうと、解決まで余計に時間がかかってしまうことがあります。あなたが感情的になることでより相手の反感を買いやすく揉める原因となってしまうんですね。

一度冷静になって相手の話を聞くように心がけるとスムーズに解決まで進みますよ。

こだわりのある物は貰って処分する

話をしっかりと聞き、丁寧に提案しても処分したくないと断られるケースもあります。第三者から見て明らかに不要なものでも、本人にとっては大事なものである可能性も考えられるんですね。

捨てるようにどんなに説得しても解決はしないので、頑なに捨てることを拒む場合は譲ってもらえるか交渉しましょう。

譲り受けた後に自宅であなたが処分するなどの解決策を取ると、両親にとってもあなたにとってもストレスなく解決することができますよ。

ゴミ屋敷の片付けにおすすめの優良業者3選

「どこの業者がおすすめなの?」
「おすすめの業者が知りたい!」

と思っている方もいるでしょう。最後にゴミ屋敷の片付けにおすすめの優良業者を3社紹介していきます。以下の3社がおすすめの業者です。

それぞれ見ていきましょう。

即日対応で安心!『Growing up』

出典元:Growing up
スクロールできます
事業名Growing up
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://growingup-clean.net/

Growing upは、忙しくて時間の取れない方におすすめする業者です。「忙しくて日程が確保できない」といった忙しい方でも依頼することができます。

Growing upでは、忙しい方のために当日すぐに対応する即日サービスを実施しているんですね。そのため、仕事などで日程の変動がある方でも、気軽に依頼できるので立ち会いながらの片付けができます。

また、24時間いつでも予約ができたり、早朝や深夜の時間でも依頼することが可能なので、時間が取れない方におすすめの業者です。実際に利用している方の口コミなどは下記の公式サイトや記事を参考にしてくださいね。

親切で初めての方でも安心!『きれスタ』

出典元:きれスタ
スクロールできます
事業者名きれスタ
運営会社YTK株式会社
会社所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
特徴とにかく料金が安く、対応も丁寧
Webサイトhttps://kiresuta.info/01/

きれスタは、初めての方でも安心して利用できるおすすめの業者です。人件費削減などの理由から、派遣社員やアルバイトが作業員として働いている業者もある中で、きれスタでは全スタッフが自社の正社員となっています。

そのため、どのスタッフも教育を受けてから現場に出ているため丁寧で親切な対応を受けることができるんですね。実家の片付けを依頼する際にどのような対応をされるのかと不安に思う方もいるでしょう。

お客様としっかりコミュニケーションをとって作業をするので、必要な作業だけ対応してもらうことができます。

きれスタNPO活動写真

また、上記の画像のように不用品の中から再利用可能なものを海外のNPO団体に寄付する活動も行っています。少しでも興味ある方は公式サイトから無料の見積もりを依頼してみてくださいね。

評判で選ぶなら!『No trash』

No trash
出典元:Notrash
スクロールできます
事業名No Trash
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://no-trash.info/02/

No Trashは、トラブルの心配が少しでもある方におすすめできる業者です。「料金が見積もりと大きく違った!」などといったトラブルが多いゴミ屋敷の片付け業界ですが、No Trashでは逐一確認をとってくれながら作業を進めます。

何よりもお客様第一に考えている真摯な姿勢があるからこそ、この業界で98.7%という驚異的な顧客満足度を誇っているんですね。中でも、お客様第一の姿勢を忘れないNo Trashはゴミ屋敷の住民にとって理想的なサービスを提供してくれるんですね。

見積もりから作業完了までの流れを知りたい方は下記のサイトをご覧ください。

まとめ

今回はゴミ屋敷の相続について解説してきました。

ゴミ屋敷の相続に関しては、亡くなった方の資産状況や住宅の価値によって対応が大きく変わってきます。今のあなたにとってゴミ屋敷を相続するべきか最善の判断をするために下記のポイントを確認してから決断してくださいね。

  • 実家の資産価値を確認する
  • 両親の貯金や生命保険などを確認する
  • ゴミ屋敷業者に見積りを取る

状況によっては数百万単位で変わってきてしまうので、冷静に対応していくことがおすすめです。

この記事を読んだあなたの助力になれたら幸いです。

清野文哉
メディア編集部
不用品回収作業員歴5年

【取得免許】
・産業廃棄物収集運搬業
・古物商許可
・遺品整理士

新卒で清掃会社として4年働き、その後独立。EcoRushで「分別方法」「不用品回収の知識」など網羅的で専門的な内容についての記事を執筆しています。興味のある方は、ぜひ見てください!
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次