余ったペンキの正しい捨て方・処分方法3選!残量別で紹介

「ペンキが余ってしまった…」
「ペンキは液体だし、何ゴミで捨てればいいの?」
「ペンキの安全な捨て方を知りたい…」

とあなたは悩んでいませんか?

最近ではDIYのブームもあり、ホームセンターやネットでも手軽に手に入るペンキ。

しかし、ペンキをぴったりと使い切ることは難しく、どうしても余ってしまいますよね。

日常生活の中でペンキを処分する機会も少ないことから、捨て方がわからずに放置してしまっている人も多いはず。

そこで今回は余ってしまったペンキの正しい捨て方・処分方法を残量別に4つ紹介!一斗缶タイプの物からスプレー缶の物まで安全に処分するためのSTEPをわかりやすく解説します。

この記事を最後まで読めば、あなたの手元にあるペンキを安全に処分できるようになりますよ。

それではどうぞ。

目次

ペンキの正しい捨て方・処分方法3選

ペンキは液体なので「そのままゴミに出していいの?」と疑問に思ってしまう人は多いでしょう。

基本的にペンキはゴミの分類としては『燃えるゴミ』になります。

そのため、家庭ゴミと一緒に燃えるゴミに出せば自治体に回収してもらうことができるんですね。しかし、ペンキの回収自体を不可としている自治体は全国に半数ほど存在します。

仮に、ペンキの回収を行ってもらえる自治体だとしても、以下のルールを必ず守らなければなりません。

  1. 塗料は排水溝に流さず処理剤を使う
  2. 一斗缶の中身は必ず空にして洗う
  3. ゴミを分別し指定日に出す

自治体によって異なる細かなルールが多く存在するため、ペンキの処分はかなり面倒なんですね。そのためこの記事では、ペンキの残量に見合った手軽な処分方法を紹介していきます。

【残量別】ペンキの捨て方・処分方法

ここからは余ってしまったペンキの捨て方を残量別で4つ紹介していきます。

余っている量やペンキの種類によって、適切な方法が異なるので、最後まで読んで状況にあったより良い方法を選べるようになりましょう。

少量の場合

「はじめてのDIYでペンキが少しだけ余ったしまった…」

そんな時は以下の2つの方法どちらかで処分してみてください。

  • ペンキを塗り広げる
  • 新聞紙に染み込ませる

それぞれ解説していきます。

ペンキを塗り広げる

余った量が少量で、塗り広げても問題ないスペースがある場合にはペンキを塗り広げて処分してしまいましょう。仮に壁や床に塗り広げるスペースがないとしても、不要な布や新聞紙を利用すれば手軽に処分できますね。

とはいえ、家の中で作業してしまっては周りを汚してしまいますし、換気ができずに体調不良になってしまう場合もあるので、必ず外で作業をするようにしてくださいね。

新聞紙に染み込ませる

上記の方法でも処分できない場合は、ペンキを新聞紙に染み込ませ燃えるゴミで処分してしまいましょう。こちらの方法であれば時間や費用をかけずに、手軽に処分ができるんですね。

しかし、ペンキが完全に乾いていない状態で処分してしまっては、匂いが原因で回収してもらえない場合があるので注意が必要ですよ。

大量の場合

「予定よりもほとんどペンキを使わなかった」
「今後使う予定もないし、保管しておきたくない…」

そんな時は以下の2つの方法どちらかで処分してみてください。

  • 塗料の処理剤を使う
  • 不用品回収業者に依頼する

それぞれ解説していきます。

塗料の処理剤を使う

大量のペンキを処分したい場合には、塗料の処理剤を使ってみましょう。現在は水性・油性ペンキ専用のものと、兼用の物の3種類が販売されています。

使用する処理剤によって異なりますが、平均的には30gほどで約400mlほどのペンキを固めることができるんです。処理剤を利用する際は、以下の手順で作業を進めてみてください。

  1. ペンキを大きな容器に移す
  2. ペンキに処理剤を加える
  3. 固まったら広げて乾かす
  4. 燃えるゴミとして処分する

処理剤はホームセンターだけでなく、Amazonや楽天などネットショップでも簡単に手に入れることができます。

以下におすすめの処理剤をまとめておきますので、あなたの予算にあった物を選んでみてください。

スクロールできます
商品名費用特徴
残塗料処理剤207円 (一袋)・水性・油性塗料兼用
オイルドライ5290円 (一袋)・あらゆる液体の処理に対応

不用品回収業者に依頼する

処理剤を使っても処理しきれないペンキの量なのであれば、不用品回収業者に依頼してみましょう。不用品回収業者なら1人で処分しきれないペンキの量だとしても、作業を一括で請け負ってくれるので忙しい人でも手軽に利用できるんです。

また、ペンキ以外にも作業で使ったハケやローラーなどもまとめて回収してくれるので、家に不用品を置いておかずに済むんですね。メリットばかりに見える不用品回収業者ですが、中には法外な金額を請求してくる違法業者も存在するので業者選びは慎重に行わなければなりません。

違法業者の特徴は、こちらの記事の終盤で解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

スプレータイプの捨て方・処分方法3選

ペンキは一斗缶タイプ以外に、スプレータイプの物も存在します。スプレータイプのペンキは以下の手順で処分するようにしてください。

  1. 中身を使い切り空にする
  2. 透明な袋に入れる
  3. 自治体が指定する場所に捨てる

中身が入ったままでは回収してもらえない場合があるので、必ず空っぽにするのがポイントです。スプレータイプのペンキの処分方法に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ペンキを捨てる際の注意点

ペンキを処分する際にはいくつか注意しなければならないポイントがあります。注意しなければいけないポイントは以下の3つです。

  1. ペンキの処分は換気のできるところで行う
  2. 缶は一般ゴミへ
  3. 不用品回収業者に依頼する場合は悪質な業者に注意

一つずつみていきましょう。

1.ペンキの処分は換気のできるところで行う

ペンキの処分は必ず換気のできる広い場所で行うようにしてください。なぜならペンキにはトルエンやキシレンなどの有害物質が含まれているものがあるからです。

体に直接的な被害がない場合でもペンキの臭いで気分が悪くなってしまうこともあるため、ペンキを処理するときは、換気をしながら作業するようにしましょう。

2.缶は一般ゴミへ

塗料が入っていた一斗缶は、潰せば一般ゴミとして処分ができます。中身が残った状態でゴミに出してしまうと回収してもらえないことがあるので、中身は必ずからにすることを忘れないでください。

加えて一斗缶の中身を水ですすいだ後に一般ゴミに出すことで、確実に回収してもらえるので、ぜひやってみてください。

3.不用品回収業者に依頼する場合は悪質な業者に注意

先程、不用品回収業者を利用して処分する方法をおすすめしましたが、違法業者には依頼しないように注意してください。不用品回収業者には残念ながら悪徳な業者が存在します。

高額な請求をされてしまうぼったくり被害にあってしまうだけではなく、搬出の際に家の中を汚されてしまったり、回収したゴミを不法投棄されてしまうんです。悪徳な業者に依頼しないための方法として、以下の3点を必ずセルフチェックしてから依頼するようにしてみてください。

  • 事前の見積もりは無料で出してくれるか
  • ホームページに運営会社の住所は記載しているか
  • 必要な免許は取得しているか

上記3つ以外にも違法業者の特徴は存在しますので、以下の記事を参考に知見を深めてみてください。

大量のペンキを手軽に処分したいなら不用品回収業者がおすすめ

ここまで紹介した方法の中からあなたにとって最適なペンキの捨て方は見つかりましたか?大量のペンキを素人が処分しようとすると、上記の方法ではかなりの労力が必要になってしまいます。

あなたが処分したいペンキの量が10L以上あるのであれば、不用品回収業者に依頼することをおすすめしますよ。そんなあなたにEcoRushから安全で優良な不用品回収業者、2社をおすすめします。

  • 事前に無料で見積もりします!『Growing up』
  • お客様に合わせたプランをご用意!『きれスタ』

それぞれの業者の特徴やおすすめポイントをみていきましょう。

事前に無料で見積もりします!『Growing up』

growing up
出典元:growing up
スクロールできます
事業名Growing up
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://growingup-clean.net/

Growing upは関東を中心に不用品を回収している業者です。事前の見積もりを無料で行い、はじめて利用するお客様でも安心して依頼できるように企業努力をしています。

実際に利用した人たちからもその『安心さ』が評価され、顧客満足度98.7%と高水準のサービスを提供しているのがGrowing upという業者なんですね。

また、ホームページから現在の待ち時間の状況が確認できるようになっており、当日の予約でも最短20分で対応してくれるんです。あなたが「不用品を隙間時間で処分したい…」と考えているのであればGrowing upに依頼することをおすすめしますよ。

Growing upについてより詳しく知りたい人は、以下の記事で特徴や料金プラン、回収の流れ、対応エリア、口コミ評判を紹介しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。

お客様に合わせたプランをご用意!『きれスタ』

きれスタ
出典元:きれスタ
スクロールできます
事業者名きれスタ
運営会社YTK株式会社
会社所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
特徴とにかく料金が安く、対応も丁寧
Webサイトhttps://kiresuta.info/01/

きれスタではお客様の要望に合わせて対応できるように6つのパックプランをご用意。

どのパックも出張費や搬出日などの追加料金を発生しませんし、見積もりも無料で行ってくれるので安心して依頼できるんです。

単品回収も行ってくれるので、あなたが処分したい不用品の数に応じて柔軟に対応してくれるんです。

また回収にきてくれるスタッフも親切で、実際に利用した人たちからも

「丁寧に不用品を運び出してくれて助かった」
「親切な応対だったので、また依頼したい」

と接客を高く評価する声が多いんですね。

きれスタNPO活動写真

回収した不用品の中からリサイクルできるものはNPO団体に寄付するなどの慈善事業も行っているきれスタ。

はじめて不用品回収業者を利用することに不安がある人には『きれスタ』がおすすめですよ。

『きれスタ』はどんな業者なのか?』詳しい詳細は、以下の記事でわかりやすく解説していますので是非参考にしてみてください。

まとめ

今回は、ペンキの捨て方を残量別で4つ解説させていただきました。

あなたが捨てたいペンキの量が少量なのであれば以下の2つの方法で処分してみてください。

  • ペンキを塗り広げる
  • 新聞紙に染み込ませる

それでも処分しきれないほどのペンキの量であれば、以下の2つの方法がおすすめです。

  • 塗料の処理剤を使う
  • 不用品回収業者に依頼する

この記事を読んで、あなた正しく安全にペンキを処分できることに助力できれば幸いです。

清野文哉
メディア編集部
不用品回収作業員歴5年

【取得免許】
・産業廃棄物収集運搬業
・古物商許可
・遺品整理士

新卒で清掃会社として4年働き、その後独立。EcoRushで「分別方法」「不用品回収の知識」など網羅的で専門的な内容についての記事を執筆しています。興味のある方は、ぜひ見てください!
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