金庫の正しい捨て方は?処分方法4選と寿命やタイミングも紹介

貴重品や大切なものを厳重に保管できる金庫。長い間使用していると錆びついてしまったり破損してしまうことがあります。

そんな時、長時間放置していても場所をとってしまうだけなので捨てたくなりますよね?

しかし、いざ捨てたいと思っても

「金庫の捨て方がわからない…」
「金庫を捨てる前にやっておくべきことがわからない…」
「手間をかけず誰にも迷惑かけない金庫の捨て方を知りたい!」

など、あなたはこんな悩みをお持ちではないですか?

金庫を無料で処分できたり、少しでも負担がない方法で処分できたら嬉しいですよね。

そこで今回は、金庫の4つの捨て方から特徴・注意点・捨てる前に確認するべき必要事項まで解説していきます。

この記事を読めば、金庫の捨て方に迷ったり捨てる際の不安を抱くことはなくなるでしょう。

目次

金庫の正しい捨て方・処分方法とは?

金庫は不燃ゴミや粗大ゴミとして出すことはできません。理由として、耐火金庫や防盗金庫といった特殊素材で作られているものが多く、一般的な処分はできないからです。

そこで、金庫の正しい捨て方や処分方法は以下の通りになります。

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捨て方・処分方法費用
不用品回収業者へ依頼有料
鍵屋・金庫専用業者へ引き取り依頼有料
購入した店舗に引き取り依頼有料(場合によっては無料)
フリマアプリやオークションに出品無料

業者によって価格はさまざまですが、不用品回収業者へ依頼すれば、スピーディーでより簡単に処分することができるでしょう。

今では、鍵屋や金庫専門業者も自宅まで出張引き取りに来てくれることがあります。

また、自身でフリマアプリやオークションに出品することで、購入者が現れれば収入になることもあります。少しでもお金に換えたい人はおすすめですね。

金庫の寿命は?どのタイミングで買い替える?

一度購入したら半永久的に使用できると思われがちの金庫ですが、金庫には耐火性能の有効対応年数というものが存在します。

金庫の有効対応年数は、日本セーフ・ファニチュア共同連合会によって約20年と定められました。

そこで、破損したり製造されて20年以上経った金庫を買い替える際のポイントは以下の通りです。

  • 用途にあった金庫のタイプを選ぶ
  • 決められた設置場所の耐久性を考える
  • 鍵の使いやすさ

金庫の持ち運びが多い場合は、手提げ型金庫を選ぶことで簡単に移動させることができます。防犯性も重視したい場合は幅広いサイズがある据え置き型の金庫を選びましょう。

もともと設置されてた場所に金庫を置く場合は、設置予定場所の耐久性を調べて置く必要もあります。

重さに耐えられない場所に金庫を置くと、金庫破損の原因にもなるので注意が必要ですね。

金庫の正しい捨て方・処分方法4選を解説

いよいよここからは、金庫の正しい捨て方、処分方法4選を解説していきます。金庫の処分方法は比較的多くはないため、用途に沿って選ぶことが重要です。

基本的な処分方法は以下の通りです。

  1. 不用品回収業者へ依頼
  2. 鍵屋・金庫専門業者へ引き取り依頼
  3. 購入した店舗に引き取り依頼
  4. フリマアプリやオークションに出品

それでは解説していきます。

金庫の正しい捨て方・処分方法1:不用品回収業者へ依頼

WEBやさまざまな場所で広告を掲げている不用品回収業者へ依頼する方法です。

電話やメールで予約をし、業者の担当オペレーターに金庫の詳細を伝え見積もりを出してもらいます。

見積もり金額に合意し、作業日時が決まったら、自宅に作業員が来て回収してもらうのが一般的な流れですよ。

特徴

場所や時間帯に関係なく、スマホやパソコンから予約することが可能です。今では24時間365日依頼が可能な店舗も増えています。

どんなに忙しくても空き時間で予約ができてしまうため、効率良く依頼ができ便利です。

金庫ひとつだけでも回収依頼可能ですが、別の不用品を金庫と一緒にまとめて捨てることも可能ですよ。

また、無料で見積もりを依頼することもできるので、他社と比較して業者を選ぶこともできます。

作業員も極力最小限の人数で自宅に来てくれるため、プライベートに配慮した作業効率も魅力的ですね。

即日対応可能な業者も全国的に増えてきています。手軽で早い対応を求める人にはおすすめです。

注意点

ポスティングされたチラシによく記載のある「無料で回収します」などの文言を謳った業者には注意が必要です。

基本的に無料で回収してくれる不用品回収業者は存在しません。無料と謳いつつ、実際は高額な値段を請求されぼったくり被害に合ったケースもあります。

チラシ記載の業者や金庫回収を依頼する業者を事前に調べ、業者に必要な免許の取得や会社として信頼の有無を確認しましょう。

業者の担当オペレーターに電話し、必要以上の請求がないかを聞くことも大事なポイントです。

また、以下の記事では、ぼったくり被害に合わない方法や違法な業者かどうかを見極めるポイントを解説していますので、良ければ合わせて見てくださいね。

金庫の正しい捨て方・処分方法2:鍵屋・金庫専門業者へ引き取り依頼

鍵屋や金庫専門業者に依頼することで処分ができるという方法です。

不用品回収業者と違う点は、破損し開かなくなってしまった金庫のトラブルも一緒に解決してくれるということです。

金庫の鍵を無くしてしまったり、ダイヤル式の番号がわからなくなってしまった場合でも対応できるサービスを設けています。

特徴

前述で解説した不用品回収業者と依頼内容は同じですが、加えて金庫のトラブルにも対応してもらえます。

店舗によっては出張サービスも行っており、自身の都合に合わせて依頼が可能です。

金庫専門の業者ということから、不用品回収業者と比べて比較的費用が安くなるケースもあります。

金庫解錠等のサービスを依頼すると別途費用が発生しますが、専門的な知識で説明をしてくれるので安心して依頼が可能ですね。

注意点

金庫の回収と解錠では料金が異なるため、それぞれを依頼する場合は事前の見積もり確認が大切となってきます。

金額を確認したうえで、出張サービスを行っている業者か店舗受付のみかを調べ、自身の都合に合わせた業者を見つけることが重要です。

また、申し込む際は所有者や型番の情報が必要となるので、金庫購入時の書類や取扱説明書などの用意をしておきましょう。

おすすめの鍵屋・金庫専門業者

ここでは、実際に依頼する鍵屋、金庫専門のおすすめ業者を紹介していきます。おすすめの業者を下記の表にまとめました。

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業者特徴費用
鍵のレスキュー24時間365日受付可4,400円~
株式会社信太商店解体・運搬・処分費込み1kg200円+税~

年中無休で受け付けている専門業者は珍しく、どこでも電話一本で依頼ができる業者はおすすめです。

深夜に金庫回収を依頼したい場合でも専門業者に頼めるのは安心できますね。

また、運搬費や作業費が全て込みの価格でサービス提供をしている業者も存在します。事前に料金を的確に提示してもらい、専門家の目で見てもらうことも考えるとかなりお得です。

特にネットで調べる際は、細かな作業内容や金額を記載しているかどうかが、良い専門業者を選ぶポイントになるでしょう。

金庫の正しい捨て方・処分方法3:購入した店舗に引き取り依頼

金庫を購入した店舗や業者に依頼することで、金庫を処分してもらう方法です。

基本的には金庫の専門業者になってきますが、専門ではない場所でも金庫を処分してくれる場合もあります。

特徴

金庫を購入した店舗であればほとんどの場合引き取ってくれます。店舗側も、購入者が金庫処分に困ることは十分に熟知したうえで販売しているため安心して依頼が可能です。

店舗に持っていくで、出張費用がかからず比較的安く引き取ってくれるでしょう。

また、新しい金庫を購入する場合は、古い金庫を無料で引き取ってもらうことが可能です。金庫を買いなおす予定がある人にとってはおすすめの方法ですよ。

注意点

金庫は一人で運べる軽いものからサイズが大きく重量のあるものまで存在します。

店舗に金庫を運んで引き取りを依頼する際は、事前に一人で運べるものか複数人での作業が必要か確認しておきましょう。

金庫専門店ではないお店で購入した場合は、開かなくなってしまった金庫等は引き取ってもらえない可能性があります。

金庫の解錠は金庫専門店のサービスであるため、金庫が開く状態で引き取りを依頼することが重要ですよ。

金庫の正しい捨て方・処分方法4:フリマアプリやオークションに出品

フリマアプリのメルカリやYahoo!オークションに出品する方法です。購入や落札が確定し料金が支払われたら購入者に発送します。

ネット上では多くのフリマサイトが存在しており、無料で活用できるものから有料会員専用のサイトまで幅広い方法で出品ができる、人気ある処分方法の一つです。

特徴

フリマアプリやサイト出品し、購入者や落札者が現れることで、金庫を捨てずにお金に換えることができます。

自身で販売価格を決められるため、実質発送料などもかけずに無料で処分することが可能です。

高い価格設定で購入が確定すれば大きな収入となるでしょう。

アプリやサイト内で購入者とメッセージを交わすことにより、双方にとってより良い方法で販売できることも魅力の一つですよ。

注意点

購入や落札が確定した場合、自身で発送の手続きが必要になります。

配送中に破損しないようきちんとした梱包作業も必要になるので事前に売れた時の手順を確認しておくことが大切です。

また、出品する金庫の写真や詳細を説明する必要があります。虚偽のコメントや不鮮明な写真を記載すると、購入者とトラブルになる可能性もあるので注意が必要ですよ。

金庫を捨てる前に必要な準備・確認事項

いざ金庫を捨てたり処分するとなった時、事前に確認した方良いことがいくつかございます。チェックするべきポイントは以下の内容です。

  1. 金庫内は空の状態にする
  2. 金庫のサイズや重さを測り、種類も確認する
  3. 金庫の製造年数を確認する
  4. 金庫内の清掃

それではひとつずつ解説していきます。

1.金庫内は空の状態にする

業者が金庫引き取りに来た際に、中身を確認すると重要そうな資料が残っていたというケースが過去に存在しました。

引き取ってもらった後に、現金や重要な書類が入っているとその後の対応が困難です。

引き取ってもらう前には必ず、金庫内が空になっていることを確認しましょう。

2.金庫のサイズや重さを測り、種類も確認する

一般的に、金庫のサイズや重さ、種類を基準に料金が設定されています。

サイズや重さ次第では、不用品回収業者に依頼した方が安かったというケースもあるので注意が必要です。

また、自身で金庫の種類を確認しておくことで、業者の手間が省け時間短縮になります。自身の為にも作業員がスムーズにできるよう、金庫種類の確認は重要視しましょう。

3.金庫の製造年数を確認

金庫を買い替える際に注視すべきポイントは金庫の製造年数です。

金庫の状態や耐久性を重視するのはもちろんのことですが、製造年数は下取りする金額に大きく関わってきます。

金庫等を取り扱う日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会の話では、耐火金庫の性能は20年で20%落ちてしまうとのことです。

4.金庫内の清掃

事前に金庫内を清掃しておくことで、引き取り業者からの信頼性も上がります。

特にフリマアプリやオークションで出品した際に、購入後に大きな汚れを確認されるとトラブルの原因にもなります。

金庫が他者に渡ることを考え、自身の可能な範囲で手入れをしておくことも大切ですよ。

金庫の処分を不用品回収業者に依頼する際の選び方

実際に、金庫を不用品回収業者に依頼することになっても、

「安心して頼める業者がわからない…」
「重要視する業者のポイントがわからない…」
「どこの業者が自分に合ってるかわからない…」

など、こんな疑問を感じてしまいますよね。そこで、金庫の処分を依頼する際におすすめの不用品回収業者は以下の通りです。

  • Growing up
  • きれスタ
  • No Trash

上記の業者にどのような魅力があるか解説していきますね。

最短20分で駆けつけ可能!『Growing up

growing up
出典元:growing up
スクロールできます
事業名Growing up
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://growingup-clean.net/

特徴

Growing upは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県エリア対応の不用品回収業者です。エリアやタイミングによっては、最短20分で駆けつけます。ご都合に合わせて翌日以降の最短日程で不用品の処分ができます。ですので、1日でも早く不用品を処分したい人にはピッタリです。

また、不用品の処分だけでなく買取もできます。したがって、お金になりそうなものがあれば、同時に買取依頼もしてみるといいでしょう。

電話でのお見積り、現地での出張見積もり、どちらも無料で対応していますので、一度見積もり依頼をしてみるといいでしょう。

24時間年中無休!幅広いサービス提供可能!きれスタ

出典元:きれスタ
スクロールできます
事業者名きれスタ
運営会社YTK株式会社
会社所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング 残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
特徴とにかく料金が安く、対応も丁寧
Webサイトhttps://kiresuta.info/01/

深夜早朝などに関係なく、24時間365日稼働しているのがきれスタです。仕事後やどんなに忙しい年末年始でも電話一本で簡単に予約ができます。

不用品回収だけでなく、ゴミ屋敷の清掃、遺品整理、ハウスクリーニングや引越しといった幅広いサービスを提供しているのも魅力の一つです。

対応エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城であり、自宅まで最短20分という驚きの早さで作業員が来てくれます。

金庫一つからでも回収依頼可能ですが、途中で思わず捨てたくなった他の不用品もまとめて依頼ができ、柔軟に対応してくれる優れた業者ですよ。

不用品回収ならプロにお任せ!No Trash

No trash
出典元:Notrash
スクロールできます
事業名No Trash
運営会社YTK株式会社
所在地東京都豊島区池袋4-32-10 ミニービル3階
サービス内容不用品回収・引越し・遺品整理・除菌クリーニング
残置物撤去・ゴミ屋敷撤去・法人不用品
料金9500円〜
受付時間24時間対応
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
Webサイトhttps://no-trash.info/02/

No Trashの魅力は、なんといっても顧客満足度98.7%という圧倒的な実績を残していることです。

キャンペーン期間によってさまざまな割引プランを適用しており、常にお客様思考の上でサービスを提供しています。

回収作業当日、急な用事で自宅にいられなくなってしまっても、本人立会いは必須でないため安心して依頼が可能です。

予約受付時のオペレーター対応も丁寧且つ親切であり、利用者からも評判の高い口コミが殺到しているほど人気の業者ですよ。

まとめ

ここまで、金庫の捨て方4選から特徴、注意点、捨てる前に確認するべき注意事項まで解説してきました。

金庫の捨て方や処分方法はさまざまです。

より簡単にスピーディーに金庫を処分したいと考える人には、不用品回収業者への依頼をおすすめします。

専門的な業者に安心して依頼したり、買い替えを検討している人にとっては鍵屋、金庫専門業者や購入店舗に引き取り依頼をすると便利です。

また、手間暇がかかっても費用をかけず、できればお金に換えたい人にはフリマアプリやオークションに金庫を出品すると良いでしょう。

本記事を読んで、自身の考えや用途に沿った金庫の捨て方、処分方法を選んでみてください。

清野文哉
メディア編集部
不用品回収作業員歴5年

【取得免許】
・産業廃棄物収集運搬業
・古物商許可
・遺品整理士

新卒で清掃会社として4年働き、その後独立。EcoRushで「分別方法」「不用品回収の知識」など網羅的で専門的な内容についての記事を執筆しています。興味のある方は、ぜひ見てください!
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