【厳選5選】カーペットの捨て方から処分時の注意点・おすすめ業者まで

この記事を読んでいるあなたは

「カーペットってどうやって捨てるの？」
「カーペットって何ゴミになるの？」
「種類によって捨て方が変わるのかな」

なんて疑問や悩みをもっているのではないでしょうか？

カーペットが古くなって買い換える時や不要になったさいに、いざ捨てようと思っても捨て方が分からなくて困ってしまいますよね。燃えるゴミとして捨てるべきなのか粗大ゴミとして捨てるべきなのか自分では判断できず、この記事を訪れた人も多いはず。

結論から言うと、カーペットは種類や大きさによって捨て方が変わりますし、捨て方も1つではありません。

そこで今回はカーペットの捨て方5選を紹介していきます。種類ごとの分別方法や捨てる際の注意点も詳しく解説していきますよ。この記事を最後まで読めば、あなたにとって最適な捨て方を見つけることができますよ。

また、電気カーペットの捨て方についても知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。

カーペットは種類・サイズによって分別が変わる

まずは「カーペットを何ゴミとして捨てればいいのか？」という疑問を解決しましょう。種類や使われている素材によっても異なりますが、はじめにサイズで区分すると分かりやすいです。

例えば新宿区の場合、一辺の長さが30cm以上のものや指定のゴミ袋に入らないものは粗大ゴミとして捨てなければいけません。新宿に住んでいる人がカーペットを捨てようと考えたら、一辺の長さが30cm以上かつ指定袋に入らない大きさなのかをまずは測る必要があるのです。

ちなみに別の市区町村では50cm以上と定められていることもあるので、お住い地域のルールを確認してみて下さい。ほとんどのラグやカーペットは一辺の長さが30cm以上になると思うので、指定ゴミ袋に入れられるサイズかどうかがポイントになるでしょう。

指定ゴミ袋に入らない場合は粗大ゴミになると考えて下さい。小さく丸めれば指定袋に入るという場合は、次にカーペットの素材をチェックしましょう。

カーペットに使用されている素材は絹や合成繊維など種類がさまざまで、素材によって以下表の通り可燃ゴミか不燃ゴミに分けられますよ。

上記のようにカーペットは使われている素材の種類やサイズによってゴミの区分が変わるので、あなたが捨てようとしているカーペットは何ゴミにあたるのかをチェックしましょう。

例外として、暖める機能が付いているホットカーペットと電気カーペットは内部に電熱線が通っているため、サイズや種類にかかわらず粗大ゴミとなります。

またタイルカーペットや裏地に滑り止めなどが付いているものも粗大ゴミとなるので注意してくださいね。

カーペットの最適な捨て方を判断する基準

カーペットの捨て方は主に5つありますが、どの捨て方を選択すればいいのか迷ってしまわないように3つの基準から捨て方を判断することをおすすめします。カーペットの最適な捨て方を判断する基準は、以下の3つです。

1. 費用と手間
2. サイズ・種類
3. 回収

それぞれ解説していきますね。

費用と手間

捨てるさいの費用と手間について、事前に考えておきましょう。カーペットが指定のゴミ袋に入るのであれば、一般ゴミとして無料で捨てられます。しかし、粗大ゴミとして捨てる場合には費用が発生してしまいます。新宿区であれば、カーペットの処分料金は800円とされています。

そして粗大ゴミを捨てるさいにはコンビニ等でシールを購入し、指定の日時・場所に自分で運ぶ手間がかかるでしょう。大型のカーペットなどは大きい上にとても重く、一人で搬出するのは困難と言えるでしょう。特に2階から下ろす時などに無理をすれば思わぬ事故に繋がりかねません。

とは言え、回収業者に依頼すれば搬出までお任せできる一方、費用が高くなりますよね。手間がかかっても安く捨てるか、もしくは費用をかけて手間を減らすかを事前に考えておくことが重要ですよ。

サイズ・種類

カーペットのサイズや種類によって捨て方は変わります。一辺の長さが2m以内のサイズであれば折りたたんで運ぶことは難しくありません。

しかし、5人家族がリビングで敷いているような大きさのカーペットを捨てる場合には、決して一人で運ぼうとしないで下さい。一辺が3m近い大きさのサイズとなるとかなり重くなりますし、素材によっては折りたためないので運んでいる最中に視野が狭くなりやすく危険です。

無理して運ぶと怪我や事故に繋がる恐れがあるので、大きくて運び出すのが困難な場合は回収業者に依頼することをおすすめします。

回収スピード

捨て方を決める基準として、回収してもらうまでのスピードも大切な要因の1つ。粗大ゴミは事前に予約して回収日程を決める必要があり、予約後2～3週間ほど待たなければいけません。

大掃除をした後にいつまでもゴミがあるのが嫌な人や引越しで退去日がすぐ迫っている人などは一刻も早く捨てたいと思いますよね。車があれば持ち込みで処分してもらえることもあるでしょうが、そもそも車に入らなかったり運ぶ手間が大変だったりもします。

もしあなたが期日に迫られていてすぐにカーペットを捨てたい場合には不用品回収業者に依頼するのも手段の1つですよ。不用品回収業者は早ければ即日で回収に来てくれますし、業者によっては深夜・早朝の時間帯でも対応してくれるんです。

すぐに捨てたい場合と時間に余裕がある場合でも捨て方は変わりますよ。

カーペットの捨て方・処分方法5選

カーペットの捨て方・処分方法は以下の5つです。

1. 粗大ゴミとして捨てる
2. 切って一般ゴミとして捨てる
3. 買い替えタイミングで引き取ってもらう
4. リサイクルショップに売る
5. 不用品回収業者に依頼する

それぞれメリット・デメリットがあるので、詳しく解説していきますね。

粗大ゴミとして捨てる

前述しましたが、一辺の長さが30cm以上かつ指定のゴミ袋に入らない場合、カーペットは粗大ゴミとなります。粗大ゴミとして捨てる手順は以下の通り。

1. 自治体の粗大ごみ回収を行うセンターに申し込む
2. 粗大ゴミ処理券(シール)をコンビニなどで購入し、カーペットに貼っておく
3. 予約した日時に指定の場所（玄関先等）にカーペットを出しておく

最も一般的なカーペットの捨て方ですね。

注意点として、地域によって捨て方のルールが違う可能性もあるので、事前にお住まい地域の粗大ゴミの捨て方をチェックしておいて下さい。

メリット

• 処分費用が安く済む
• 自治体が回収するから安全

粗大ゴミとして捨てるメリットは費用が安く済むことです。地域によって異なりますが、1000円以下が回収してくれる地域がほとんどですよ。また、自治体が回収してくれるので余計な費用を請求されたりトラブルに巻き込まれることはないので安全と言えますね。

デメリット

• 回収まで時間がかかる
• 搬出作業は自分でやらなければいけない

自治体に粗大ゴミの回収を依頼すると、回収日時は1～2週間後になってしまいます。繁忙期であれば1ヶ月以上待つことも。すぐ捨てたい場合には回収までの時間が大きなデメリットとなりますね。

また、粗大ゴミ処理券(シール)を購入する必要があり、搬出作業は全て自分で行わなければいけないのも意外に手間がかかるので忙しい人や一人暮らしの人は大変に感じることもあるでしょう。

切って一般ゴミとして捨てる

実は、一辺の長さが30cm以上かつ指定のゴミ袋に入らない場合でも、カーペットを小さく切れば可燃ゴミや不燃ゴミとして捨てられるんです。

裁縫バサミや工具用ハサミで直径30cm以下に切れば一般ゴミとして捨てても問題はありません。ハサミでカーペットを切る際に、繊維が飛び散って部屋が汚れてしまうのでマスクや軍手を用いてカットして下さいね。カーペットを切る手順は以下の通りです。

1. 軍手とマスクを装着
2. 裁縫バサミでカーペットを30cmの正方形にカット
3. 自治体指定のゴミ袋に入れる
4. 素材によって可燃ゴミか不燃ゴミとして捨てる

ただし、大きなカーペットや厚手のカーペットは小さく切るのは非常に大変です。

実際に切った人の声を見てみると、切るのにかなり力を使うようで筋肉痛や怪我になっている人もいるようです。無料で捨てられる方法ではありますが、その代償として労力と時間をかなり消費するため筆者個人的にはおすすめしていません。

メリット

• 無料で捨てられる

カーペットを切って一般ゴミとして捨てられるメリットは費用がかからないこと。無料で処分できるにこしたことはありませんよね。

デメリット

• 切るのが大変
• 時間がかかる
• 部屋が汚れる

デメリットは意外にも多く、とにかく切るのが大変で時間がかかることや汚れることがあげられます。しかし時間に余裕がある人や費用をかけたくない人には最適な方法と言えるでしょう。

買い替えタイミングで引き取ってもらう

古くなったカーペットを新しく買い換える人は、販売店に引き取ってもらうことも可能です。実際ニトリやIKEAなどの大型家具メーカーでは買い替えタイミングでの引取サービスを実施していますよ。ただし店舗によって引取に料金が発生したり、条件が異なる場合があるので事前に問い合わせてチェックしておきましょう。

メリット

• 購入と同時にできて手間が省ける
• 無料で引き取ってくれる場合がある

店舗での購入手続きと一緒に引き取りの手続きもできるので、別日に申し込む必要がありません。また、IKEAではIKEA製品のみ無料で引き取ってくれるサービスもありますよ。

デメリット

• 利用条件がある
• 別途料金がかかる
• 回収日程に数日かかる

店舗に引き取ってもらうには、同メーカーの製品でなければいけないなどの条件があることがほとんどです。そのため、購入した店舗やメーカーが不明だったりするとこのサービスが使えないことも。

また、基本的にはカーペットの回収に別途料金がかかります。ニトリなら別途3000円で回収してくれますが、他の回収業者と比較しても決して安くはありません。

リサイクルショップに売る

もしあなたが捨てようとしているカーペットが綺麗な状態であればリサイクルショップで売れる可能性もありますよ。通常、粗大ゴミは捨てる際に処分費用がかかりますが、リサイクルショップで売れれば売上金を手にすることができます。

処分ができてお財布も暖かくなったら最高ですよね。ただし、使用年数や状態によっては買い取ってもらえないこともあるので、売れればラッキーくらいに考えておきましょう。

メリット

• 売れたらお金がもらえる
• 処分費用が一切かからない

買ってからずっと使わずに押入れに入れたままだったカーペットや客室用でほとんど新品に近い状態のカーペットであれば売れるかもしれませんよ。

リサイクルショップによっては無料で出張見積りを行っている店舗もあるので、持ち込む前に出張見積りや写真を送っての相談見積りなどを使うことがおすすめです。

デメリット

• 状態が良くなければ売れない
• 持ち込みのみ対応のお店もある

正直、かなり状態が良いカーペットでなければリサイクルショップで買い取ってもらえません。少しでも売れやすくなるようにクリーニングなどしておくと良いですね。

また、買い取ってくれる場合でも店舗まで持っていかなければいけないケースもあります。車がない人は別途で送料などがかかることも。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は粗大ゴミから家電までさまざまな不用品をまとめて回収してくれる便利な業者。

「不用品回収業者って、怪しくないの？」なんてイメージを持っている人もいるかと思いますが、最近ではしっかりと許可を得て料金明瞭のクリーンな会社がほとんどなんです。見積りは無料で丁寧に対応してくれ、早ければ即日で回収に来てくれますよ。

安心な定額パックを採用している業者がおすすめで、引越し時や大掃除の際にカーペット以外の不用品が出てもまとめて回収してもらえるのが強みですね。電話やメール、LINEなどから申し込むだけで手続きは完了し、搬出作業も全てお任せできるので楽に捨てることができます。

もちろん単品からの回収も対応してますよ。優良な業者の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせて見てくださいね。

メリット

• 電話やメール1本で手続き完了
• 即日回収が可能
• 搬出作業もお任せできる
• 不用品をまとめて回収してくれる

手間や労力をかけたくない人やすぐにでも回収して欲しい人には、不用品回収業者がおすすめ。またカーペット以外の粗大ゴミや家電を捨てようかなと検討している人にとっても、まとめて回収してもらえるので手間が省けていいですよね。

デメリット

• 費用が高くなりやすい
• 悪質な業者も存在する

不用品回収業者に依頼すると、回収料金が自治体に依頼するより1000～2000円ほど高くなりやすいデメリットがあります。その分対応がスピーディーだったり手間がかからないメリットもあるので、あなたが何を優先するかによって変わるでしょう。

注意点としては、許可を得ていない違法業者もいることです。トラブルに巻き込まれないためにも無料廃品回収車や料金不明瞭な業者は絶対利用しないでください。

不用品回収業者のトラブル事例について、さらに知りたい方は以下の記事も合わせて見てくださいね。

【捨て方別】カーペットの処分費用一覧

先ほど紹介した捨て方の基準別に、カーペットの処分費用と手間、回収（捨てるまで）にかかるスピードを一覧表にまとめました。

無料でカーペットを処分したい人は切って捨てるかリサイクルショップに売る方法が適しています。リサイクルショップの場合、売れないこともありますが自分で切って捨てる方法なら確実に無料で処分できますね。

多少回収までに時間がかかっても費用を安く抑えたい人は粗大ゴミとして自治体に回収してもらいましょう。

手間をかけたくない人や今すぐに回収してもらいたい人は不用品回収業者がおすすめ。どうしても処分費用は少し高くなってしまいますが、その分メリットも大きく楽に素早くカーペットを捨てられる方法ですね。

カーペットを捨てる際の注意点

カーペットを捨てる際には、

1. 自治体のルールを守って捨てる
2. ゴミ区分がわからない時は自治体に問い合わせる

の2つの注意点に気をつけましょう。

自治体のルールを守って捨てる

冒頭で説明しましたが、あなたの捨てたいカーペットが何ゴミになるかは市区町村によって異なります。サイズが規定より大きければ粗大ゴミとなる場合や、指定のゴミ袋に入れば一般ゴミとして捨てられる場合などお住まいの地域によってルールは決められています。

調べないで適当に捨ててしまうと、回収してもらえず家に送り返されたり、不法投棄とみなされ罰則を課せられてしまうこともありますからね。

そのため、捨てる前に市区町村が定めている捨て方をしっかり調べてから正しく捨てて下さい。

ゴミ区分が分からない時は自治体に問い合わせる

カーペットの素材が分からなかったり、サイズが不明確で不安な場合は迷わず自治体に問い合わせて相談しましょう。市区町村が運営する公式サイトに相談窓口があるはずです。

「多分可燃ゴミだろう」と勘違いして捨ててしまうと、悪気がなくても罪となる可能性も十分にあります。あなたが後悔しないためにも、疑問点や不明な点があれば自治体に相談することをお忘れなく。

【エリア別】カーペット処分におすすめな不用品回収業者

【関東エリア】Growing up

特徴

Growing upは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県エリア対応の不用品回収業者です。エリアやタイミングによっては、最短20分で駆けつけます。ご都合に合わせて翌日以降の最短日程で不用品の処分ができます。ですので、1日でも早く不用品を処分したい人にはピッタリです。

また、不用品の処分だけでなく買取もできます。したがって、お金になりそうなものがあれば、同時に買取依頼もしてみるといいでしょう。

電話でのお見積り、現地での出張見積もり、どちらも無料で対応していますので、一度見積もり依頼をしてみるといいでしょう。

【関西エリア】不用品回収オーケー大阪

関西エリアでは不用品回収オーケー大阪がおすすめです。

少量のゴミから自治体での処分が困難な事業系ゴミや廃油まで幅広い品目の回収が強みで、法人向けの大規模な回収まで対応可能な業者。

経験豊富なスタッフが仕分けから運搬までテキパキと作業してくれるので、安心してお任せできますよ。

関西エリアでのお客様満足度も非常に高く、信頼できる不用品回収業者の1つです。

【九州エリア】福岡エコサービス

九州エリアでおすすめな不用品回収業者は福岡エコサービスです。

不用品の回収と買取を行っており、出張可能エリアであれば無料で出張見積りも対応してくれます。

買取時の査定は直接見てもらった方が正確に金額を知れるため、無料の出張見積りが使えるのは助かる人も多いのではないでしょうか。

またLINEでの簡単査定も行えるので、見積り請求の手間が大幅に省けます。写真を添付でき、回収費用を正確に算出してもらえるので安心して利用できますよ。

まとめ

今回はカーペットの捨て方5選と分別方法や注意点を紹介しました。

カーペットはサイズや種類によって可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミの3つに分けられます。基本的に一辺の長さが30cm以上かつ指定のゴミ袋に入らなければ粗大ゴミとして捨てましょう。

最後にカーペットの捨て方をおさらいすると

• 粗大ゴミとして捨てる
• 切って一般ゴミとして捨てる
• 買い替えタイミングで引き取ってもらう
• リサイクルショップに売る
• 不用品回収業者に依頼する

の5つです。

無料で捨てられる方法や手間をかけない方法など、それぞれメリットとデメリットがあるためあなたが何を優先するかで捨て方を決めると良いでしょう。